突然ながら、毎年うちの、
お盆・年末年始は、
実家巡業だ。
中でもお盆の一大行事は、
妻の実家、福井での恒例BBQである
来られない家族も年によって
変わるのだが、毎年、親戚方々、
20名前後が富山・金沢・滋賀などから集まる
僕も結婚以来毎年参加している。
妻が子供の頃から、毎年続いてるらしい
隠さずに記そう
僕は相応に、この企画に楽しみにしている
会場の屋根付きガレージに、
ここぞとばかりに、キャンプ道具も
引っ張り出す
セッティングは、義父、義弟、
僕の仕事なのだ
↓このようにして、夕方来る親戚を迎える
毎年、Ｕ字溝の上に網
という、スタイルだったが、
今年から、BBQコンロが新調されていた
例年のあのＵ字溝は何とも
いい雰囲気だったが、重く、扱いは
確かに辛いと言えるだろう
そして、毎年決まった店で買う肉&ホルモン、
これがビールに合い、たまらなく美味い
BBQあるあるの炎上も、
この会を盛り上げるのに毎年一役買っている
そして各家族同士が、
お土産の交換を行うのも、
この会の秀逸なところだ
お土産は人類が生み出した最高の
コミュニケーションシステムの
一つに違いない
お土産を選ぶという一つの段取りが、
人との関係をより芳醇な心地にさせるのだ
年一回、この日だけ、
皆が集まり、元気な互いを讃え合い、
1年にあった様々を、火を囲みながら、
分かち合う
今回、妻のいとこ家族たちも、
キャンプを始めたり、との話もあった
（生後6ヶ月の赤ちゃん連れて！）
私の中では、
キャンプ布教活動の場でもあるのだ
さて、うちの子供たちは今年は
学童キャンプ後から
そのまま義父に大阪まで迎えにきてもらい
僕ら夫婦より1週間先に福井に向かっていた
厳密にはその前の前の週も1週間、
子供は 福井に滞在していた
彼らにとってここは
楽園と言えるのかもしれない
僕ら夫婦は8月11日、
AMラジオの高校野球を聞きながら、
北陸道で福井へ向かった
高校野球。AMラジオ。
車の中。長い夏休み。
子供の頃の親父との車中を
思い出しながら。
亡くなって10年
まだまだ暑い晩夏だった
時の早さにただ驚く。
8歳と6歳の孫たちを見て、
僕の親父はなんと言っただろう‥
12日のBBQは無事終わった。
楽しい夜だった
一泊された親戚一同を見送り、
午後、この日の活動計画が打ち合わされた
義妹家族と妻と次男は、
石川県白山市の昆虫館に
行くことに決着した
そして、僕と長男は、
なんと、お、お、お
キャンプ
を決行することとなった
うむ、これは初めての試みだ
場所は兼ねてから妄想していた、
麻那姫湖青少年旅行村
妻の実家からは
1時間とかからないフィールドだ
この嶺北のエリアで思いつくのは、
九頭竜湖レイクサイド
六呂師キャンプフィールド
麻那姫湖キャンプ場
以前から憧れていた
キャンプ場の数々
あまり情報もないまま短時間で、
苦渋の決断を迫られたが、
今回は麻那姫湖をチョイスした。
後悔は、ない
実は今回、妄想では1人で行く予定だったが、
急遽、長男も参戦する事となった
タブレットで、
ゲームをやらしてもらえる事を
狙った意思決定だと、当初見られていた
だが、彼なりの単身赴任の父への気遣いだと
いう事が後に判明した。紛れもなく‥
なぜなら、現地でタブレットを
殆ど要求してくることはなかったからだ
さぁ、土壇場父子キャンプの決行だ
道中の車内、
「設営を手伝いたい」
との力強いコメントも得た
ほほぅ、心強い。これは一つ期待してみよう。
いざ、僕らは、
フィールドへ向かった‥‥
つづく