前日予想





アショカ

3着140

チェルヴィニア

1着15000

ステレンボッシュ

2着6000


今日はオークスの復習だけ


POGで忙しかった事もあり脳がバグっていて、勝手に一番人気だと思い込んでいたチェルヴィニア。土曜日の前日予想に「人気でも」と書いたのはそういう理由だったが、二番人気か、よく考えればそうか


クイーンズウォークを消していたので3着争いは危なかったが、馬券はチェルヴィニアの1着固定、配当は激安だったが3連単8点で的中


チェルヴィニアは道中リスクの少ないところに置き、そのかわり距離ロスは支払いますよという競馬。今日に関しては力が抜けていて、完勝と言って良い。順当勝ちでもあると思う


ちなみに、これは復習する上で大事な事なのだが、桜花賞のチェルヴィニアは決して不調ではなく、一番向いていない競馬になっていただけ。サラブレッドというのは意外と連続運動が続かない生物なので、道中だらだら引っかかったせいで4コーナー、直線入口で手応えが悪くなる馬を見る機会は普段から多い


チェルヴィニアの桜花賞は、出遅れ最後方→勝つためにポジションを取りにいく競馬になっていて、結果的に、4コーナーに至るまで他の馬よりキツい連続運動をしている。阪神の予想記事ではさんざん書いたが、桜花賞の勝負処は絶対的に直線入口であり、そこに高いトップスピードを持ってきた馬が上位にくる、ある意味で最もシンプルな競馬になっている。チェルヴィニアは、直線入口でスパート出来る競馬の形ではなかった


それでも、あれは負け過ぎだと感じる人も多いが、実際そんな事はない。力量上位でもあのぐらいは全然負ける。血統や馬体構造によってテンに無理が出来るタイプというのは存在するが、チェルヴィニアはそれじゃない。当時の記事で「後方待機なら5着はあった」と書いたが、理由と原理はそんなところ。一般論である「桜花賞より状態が良かったね」「ルメール凄いね」だけで片付けない事が、馬券脳として重要


ステレンボッシュは桜花賞が100なら今日は90か85。よくキープした方だと思うが、張りや関節の動きはさすがにちょっと落ちていた。桜花賞でギリギリ届かせた馬ではなく、早め先頭で全て出し切っていた馬なので、この状態曲線は仕方ない。落鉄の影響を具体的に弾き出す事は不可能だが、大半の場合だと大きな影響がなく、落鉄がなければ1馬身2馬身違っていたという仮定は無理がある。今後の伸びしろに関してはチェルヴィニアよりあると思うので、秋は改めて反撃期待


出資馬サフィラ。数字は戻っていたが、パドック気配は地味な方から数えて何番目ぐらい。馬体維持をメインにやっていたので、あまりにも調教が軽すぎた。あんなに軽い調教でオークス勝てる訳がない。この舞台を夢見て出資したので残念だけど、今日に関しては勝負論の無い馬だった


前日予想ハズレでしたが、復習するには良いレースだと思うのでnoteは数字で説明しておきました。馬券修行中の方は時間をかけて咀嚼してください。今週もお疲れ様でした。来週までPOGでダメですね