スターリングアップ
2着220
ダンツティアラ
2着220
オールナット
2着430
シルトホルン
4着410
マッドクール
1着17000
セイカメテオポリス
1着1000

ダンツティアラ
蹄のトラブルで遅れ、1月の出走予定はハ行で延期。素材は確かなので楽しみにしていた1頭だが、内枠で前半は全く進んで行かなかった。未勝利ではモノが違う印象だったので、すんなり流れに乗れたら直ぐに勝てると思う

高松宮記念は、圧倒的スタートダッシュのビクターザウィナーがハナへ行って、ペースを抑え込む形。ビクターザウィナーが抜けて速い事は分かっていたので、

内枠完全封殺馬券ビクターザウィナー+ウインカーネリアン。ラチ沿いこそ正義だ馬券ビクターザウィナー+マッドクール………も、一応頭に浮かんだスジではあったものの、最終的にはビクターザウィナーが外2、外3で終い甘くなる形を想定。モズメイメイあたりがラチ沿いのコースを潰して、内寄り真ん中をソーダズリングとロータスランドが突っ込んでくる、そんな馬券を選択していた

馬場は、見た目ほど時計が掛かっておらず、1勝級の8レースが1:10.3 (35.2)。ここは8秒台の決着。これなら、ちょっと芝丈の長い北海道開催と変わらないし、スプリントG1で前半34.8は超スローの部類

今日の馬場では上がり32秒というのも物理的に不可能な話なので、正味の話、半分進んだ時点で後方からの外差しはノーチャンスだったという事になる。この展開で、外を回って何か突っ込んで来ている馬がいるとしたら、それは異世界の住人

マッドクール
このスタートちょっと見てよ!という感じ。身体全体を使ったダイナミックな随伴、1完歩目から完璧に的確なプッシングが入っているのが驚き。胴長でスタートダッシュ自体はそんなに速くないタイプだが、これはもう、坂井瑠星が無理やり出したに近いものがある。身体にキレがある若手にしか出来ないスタートと言えるだろう。出た後は無理に突っ張らず、直ぐに引いたのもファインプレー。こういうレースで好走するには絶対必要なメリハリ、それが利いている。もちろん枠順も良かったし、欧州血統とソフトな馬場状態の取り合わせも良かったと思う。直線でビクターザウィナーが外へ行った事も含め、終わってみれば全ての運がマッドクールに集束。同じレースを数十回やっても、マッドクールが勝ち切る目はなかなか出ないような気がする。まさに激勝の初重賞制覇

ソーダズリング
ペースが落ちてしまった時点で厳しかったが、結果的にワチャワチャしたまま何も出来ずに終わってしまった。やっぱり1200の経験値も出たと思うし、悪馬場の大舞台で脆さを露呈した。本命にしていたが、予想が甘かった