2020年12月25日クリスマス。
僕は癌と診断された。

その前日はクリスマスイヴ。妻との4回目の結婚記念日だったので、その日ではなかった事は幸いだったのかもしれない。


一旦は身バレ防止?のために癌の種類は伏せておくけど、難しい癌、と言われた。

12月23日。朝、お腹に違和感を感じた。
幸いにも在宅勤務で、融通の効く会社だったため、朝から近くの消化器科へ。
エコー診断、血液検査をしてもらうと「何か腫瘍のようなものがある。念の為に大きな病院で、CTを撮ってもらいましょう」と、その場で大きめの病院を予約してくれ、紹介状を持ってその足で病院へ。
CT検査の結果では良性、悪性どちらの可能性もあるとの結果。

あれだけお金払ったのに結果的にはわからないのか、と思える程まだ冷静だった。
一旦は明日、血液検査の結果が出てから判断しましょうとの事で終了。

12月24日。後で気づいたが、この日渡したサンタクロースからのプレゼントは1日早かったらしい。
やっぱり子供が喜ぶ姿はいつ見ても嬉しい。今思うと、この1日の間違いもよかったのかもしれない。

仕事の昼休みに電話をして血液検査の結果を聞いた。
「数値があまりよくない。精密検査を受けた方が良い。」そう言われて少し恐怖感が湧いた。
近くの大学病院へ、明日行く事に。
奇しくも今日は結婚記念日。コロナの影響もあり、お祝いに出掛けれなかったけど、しんみりとお祝い。
妻は「大丈夫、きっと何ともないよ」と言葉を掛けてくれた。

2020年12月25日クリスマス。
僕は癌と診断された。
朝から病院へ行き、ほぼ待ち時間だったが5時間かけて検査をしてもらった。採血からエコー、造影CT。
とにかく待ち時間が長くて苦痛だった。もちろん1人だし、嫌なことは頭をよぎるし。

でも文句は言わなかった。ここで悪い行いをすれば、悪い結果がついてくると思ったから。
そんなわずかな希望を必死で探していた気がする。

先生からの話。
色々と症状の話はあったけど、よく覚えていない。
目の前に広がった、いろんな検査の同意書の光景。
吹き出る汗。

先生が平仮名で書いた「がん」という文字。
涙は出なかった。でも絶望をした。

その日家を出る時、快晴だった事を思い出した。
こんな年末、クリスマスで快晴で。まさかがあれば話が出来過ぎじゃないか。
そう思った朝。

自分で運転をし、自宅へ帰宅。
窓から息子がこっちを見ている。その瞬間に涙が止まらなかった。
妻へはすぐに伝えた。
隠すという選択肢を持つほど強くなかった。


これからどんな人生が待っているんだろう。
絶望感しかないが、家族に何をしてあげられるだろう。
何年生きられるのだろう。


※このブログは、なんとなく今の気持ちを残したくて始めてみました。
そもそも自分の日記を、人様になんのために公開するのか今はわかりません。
でも文章にする事に何か意味がある気がしました。
重い内容を軽い気持ちで始めたので、すぐに辞めるかもしれません。