寅吉は、玄関で立ちつくし、ついには座りこんでしまいました。


心の中は乱れて、


不安でいっぱいでした。



自分がどうしようもなくダメに思えて、


なんで、出来ないんだろうって情けなく思って、


会社に行くことさえできないなんて、


みんなからどう思われるんだろうとか、


この先どうなってしまうんだろうとか、


今やってるプロジェクトはどうなるとか、


家族に申し訳ないとか、


言葉にならない。



その日は、そのまま、布団でずっと寝ていました。


まったく動くことができませんでした。



つづく。

ジジイは、心配性です。


寅吉が結婚したころ、


夜8時頃、小腹がすいたので、コンビニに行こうとしたら、


ジジイ「どこいくんだ!こんな遅くに!!」


・・・?!


八時です。


てゆーか、昔なら、ドリフが始まる時間だから、


まだ、子供が寝る時間でもありません。


寅吉「・・・。いや、コンビニ行くだけだけど。」


ジジイ「明日じゃだめなのか?」


寅吉「うーん。まあ、明日でもいいっちゃいいけど、小腹がすいたからプリンでも買ってこようかなって。」


ジジイ「じゃあ、明日にしろ!」


寅吉「いや、その、なんでダメなの?」


ジジイ「危ないからだ!」



寅吉びっくり!


(ここは、アメリカですかーっ!!!(笑))



寅吉「危ないって、どういうこと?!」


ジジイ「夜に出かけて、何かあったら大変だ!とにかくダメだ!」



ジジイの様子が普通じゃないので、


寅吉、


結局、行くのやめました。



でもね、



いまだに、



ジジイの思考は、


わかりません(笑)



バアちゃんは、優しいです。


でも、怒ると、烈火のごとく怒ります。


孫(寅吉の息子)が3歳位の頃、


あまりに聞き分けがないので、


バアちゃん、ついに怒りました!!



そして、



孫を、脇に横抱きに抱いて、庭の池の端に連れて行き、



「お前みたいなヤツは、鯉に食べさせてしまうわーーー!!!」



と、怒りました。


孫「ごめんなさああああああい!!」


大泣きです。



婆「許さなーーーい!!」


そんな事やっていたら、



現場に通りかかったジイちゃんが一言。



「鯉は、子供たべないじゃん(笑)」