4.エネルギー貯蓄は多様に
太陽dell 700m バッテリー エネルギーをはじめとする再生エネルギーは、「昼夜」、「強風時と無風時」など、得られるときと得られないときの差が大きく(川の流れ、バイオマス、間接熱は例外)、しかも使わなければ我々の手から逃げていってしまう(バイオマスは例外)。HP 441425-001 そのために、エネルギーを一時的に貯蓄できると都合がよい。
ポータブル機器などには小型のエネルギー源が必要となる。これもエネルギー貯蓄の一種である。
現在、エネルギー貯蓄は、バッテリーによるものが一般的だろう。Fujitsuバッテリー しかし、これは問題が多い方式でもある。電気エネルギーを化学エネルギーとして貯蓄するものだからだ。そして使うときには、再び電気エネルギーに戻す。その度重なるエネルギー変換のために、効率は良くない。Dell X0968 また、使わなければ自己放電してエネルギーを次第に失ってしまう。さらに、使用した後の廃棄物処理という大きな問題も抱える。
太陽エネルギーの貯蓄は、獲得した元の形のまま行なうのが理想だ。
太陽熱や地熱で水や石を暖めておき、Lenovo ASM 92P1185 それを後で利用することは一般的となってる。さらに、他のエネルギー貯蓄法も考えてみたい。
・メカ・バッテリー
風力や水力は、Acerバッテリー 機械的なエネルギー(運動、圧力、変形、高さなどが持つエネルギーのこと)であり、エネルギーを変換しないで機械的に貯蓄するのが合理的である。つまり、「弾み車を回す」、「空気を圧縮しておく」、「ゼンマイを巻き上げておく」、「重い石を持ち上げておく」などだ。これをメカ・バッテリーと言う。Dell 451-10148 貯蓄するためのエネルギー変換がないために、ロスがなく大変効率が良い。使用時には、そこから効率良く機械的エネルギーを取り出して、ポンプを回したり機械を駆動することができる。
・バイオマス・バッテリー
太陽エネルギーで成長する動植物(バイオマス/生物資源)は、HP 441462-251 人間が何もしなくても、そのままエネルギーが貯蓄されたバッテリーと言えよう。
太陽電池
著者は、大規模な太陽光発電には懐疑的である。samsung バッテリー だが、小型のエネルギー源(電源)として使用する場合の将来は明るいと見る。「太陽電池」と言われるように、小さな電源としての有効性はとても高い。
燃料電池
ノートパソコン 、ビデオカメラ、デジタルカメラなど大きなパワーが必要な機器においては、DELL バッテリー XPS M1330 超小型の燃料電池に期待したい。燃料となるメタノールなどを入れるカートリッジはリユース(再使用)が可能なので、従来のバッテリーに比べて使い捨て部品が劇的に減るのも長所だ。Lenovo FRU 42T4514 将来、燃料カートリッジが世界的に規格化されるなら、我々ユーザーにとって大変ありがたい話だ。この超小型太陽電池は、実は日本の得意分野なのであるが、世界的な競争が熾烈(しれつ)であることも事実だ。太陽エネルギーの中で「近自然学」が最も重要視しているバイオマス(生物資源)については、章を改めてご説明したい。その際、若い、HP 441611-001 各分野の気鋭の論客に執筆をお願いする予定である。

5.脱石油のシナリオ
「石油から太陽への転換」と表現した。Acerバッテリー しかし、石油など化石資源エネルギーの利用を完全にやめることはできないし、その必要性もない。
地球上の植物などが二酸化炭素(CO2)を固定できる量は、dell x300 バッテリー 人類が現在排出する量の約3分の2と言われる。つまり3分の1ほど多すぎるのだ。そこで、人類が目標とするべき、本当の二酸化炭素(CO2)削減量は33%である。ただし、太陽エネルギーを獲得するためのインフラ整備などにも石油エネルギーが必要となる。Lenovo FRU 42T5212 この分の余裕を見て、削減目標を50%としたい。
石油(化石資源エネルギー)から太陽(再生エネルギー)への転換は、一気にはできない。ムリにやれば世界が大混乱に陥るだろう。しかし、先延ばしをし続けるなら、toshibaバッテリー どこかで破綻してハードランディングとなる危険性が大きい。そこで、ソフトランディングのためのシナリオを考えてみる。

脱石油は、ステップ・バイ・ステップで進める。
●第1段階(はじめに)
地方の個人住宅や小規模工場などは、Asusバッテ リー その周辺に存在するあらゆる再生エネルギーを獲得し、エネルギーの自立を目指す。この段階で様々な試行錯誤を繰り返し、大々的に始めるためのノウハウを蓄積したい。
太陽熱温水器
ローコストで高効率を容易に実現できる。Dell G0767 家のデザインの問題は残るにしても、できるだけ導入したい。
小型の風力・水力利用
まず、高い効率を期待できる動力源として使う。発電はその次の利用法だ。
現在の風力利用はプロペラ型(水平軸型)が一般的だ。HP 446507-001 だが、風速1m程度の微風でも動作し、風向きに影響されず、回転力を動力源として利用しやすい縦型(垂直軸型)に期待したい。風切り騒音もプロペラ型より少なく、野鳥やコウモリへの危険性が減る点も大きく評価できる。

バイオマスの熱利用
森林が近くにあるなら、Dell M0270 林業の復興と共に、廃材や間伐材による集中暖房(地域暖房)を検討したい。コンパクトな山村などでは、とても有利なエネルギー源となる。
また、ゴミ焼却場の廃熱の有効利用もこれからの課題だろう。有効利用するためには、ゴミ焼却場を市街地内に造る必要性がある。最新の排ガスフィルター技術がそれを可能にした。Dell バッテリー 現にスイス・チューリッヒ市では徹底的な排ガス対策をしたゴミ焼却場を市街地内に2基造り、ゴミ収集車の走行距離を短縮すると共に、排熱を周辺の公共施設や一般家庭に売って利用している。
間接熱利用
風力・水力を動力としたヒートポンプによる間接熱利用も魅力的だ。
太陽電池(ソラー・パネル)Lenovo FRU 42T5256 による発電は、現状では効率が10%程度である。製造・運転・保守・廃棄・リサイクルなどにかかる投入エネルギーをすべて加算すると、そのライフサイクルの間に得られるエネルギーの方が少なく、マイナス収支だと言われる。しかし、将来、これが逆転する可能性も大きいので、バックアップは続けたい。
また、HP バッテリー 太陽電池は薄く、形も自在にでき、色の自由度も大きくなってきた。建物の屋根や外壁にうまく使えば、ランドシャフトを壊す問題をかなりの程度、回避できる。また、太陽光を使うその性格上、太陽熱温水器とのハイブリッド装置は、とても魅力的だ。HP 454931-001 これなら、光と熱を同時に利用できる。いずれにしても、エネルギー輸送をしない(地産地消)という原則を守りたい。
都市部や高密度な工場地帯は、Dell バッテリー 従来の化石資源エネルギーによる「集中システム」の改良にとどめる。原子力発電への新たな投資(研究も含めて)は控えるが、同時に早急な撤廃もしない。
この他にも、資源としてのバイオマスの直接利用(国産材を建築、家具、道具、紙などに利用すること)と農林水産業(バイオマスを有効利用する産業)の見直しは重要な課題だ。バイオマスを資源として利用することは、Lenovo FRU 92P1184 間接的に石油エネルギーの消費量を減らす結果となる(詳しくは次章にゆずりたい)。

第2段階(過渡期)
第1段階で蓄積したノウハウを生かして、Dell W0465 太陽エネルギーの利用を大きく広げていく。
過渡期は、太陽エネルギーによる「分散システム」を、石油エネルギーを中心とする現在の「集中システム」に追加する形とする。そして、その割合を次第に増やす。条件の良い場所では主従を逆転させたい。
太陽エネルギーの割合が増えるにしたがい、時間的および地域的な一部で、余剰が生じるだろう。HP 462337-001 これを集めて都市部や産業界へ回すシステムをつくる。この場合、現在の電力ネットの一部などを利用できる。
工場・病院・学校・ホテルなどでは、Dell W0391 必要とするエネルギー量の山谷が大きいので、燃料電池のような柔軟性のあるテクノロジーも導入する。その場合、電気ばかりではなく排熱も利用して、エネルギー利用効率80%を越える「コ・ジェネレーション・システム」を採用したい。逆に言うと、排熱の利用できない仕組みは、魅力が半減してしまうことになる。
以上の進み具合を見ながら、Lenovo 40Y8321 原子力発電の継続、または廃止を判断する。
●第3段階(最終的に)
最終的には、化石エネルギーによる「集中システム」、再生エネルギーによる「分散システム」、そして燃料電池などによる「中間システム」の三つのシステムを有機的に結合し、お互いに補い合う仕組みがよい。HP 460143-001 都市部や大工場は「集中システム」を主体に、田園部や地方は「分散システム」を主体にする。「中間システム」は、両者を補う形での導入となるだろう。
この三つのシステムの割合は、あるところに次第に落ち着いていくだろう。その割合と落ち着く速さは、石油の残量と価格、太陽エネルギーを利用するための装置の価格などが決め手となるため、Dell P0382 現状では予想が難しい。太陽エネルギーの割合を100%にすることが理想だが、到達目標を「2100年ごろで50%」としたい。

新しいエネルギー貯蓄法は、これから技術開発が必要な分野だ。Lenovo 40Y8319 従って、多くの企業や個人にとって、またとないビジネスチャンスとなるに違いない。特に、ローテクは大企業の不得意な分野であり、小規模な会社や個人にも成功のチャンスがある。
太陽エネルギーの中で「近自然学」が最も重要視しているバイオマス(生物資源)については、章を改めてご説明したい。HP 455804-001 その際、若い、各分野の気鋭の論客に執筆をお願いする予定である
著者から
2005年3月初めから5Dell N0988 月末まで一時帰国し、全国で講演を行う予定。
講演会やシンポジウムをご希望の行政・企業・団体の方はぜひご連絡ください。まだスケジュールに若干の余裕があります。
■山脇 正俊 氏のプロフィール
近自然(工)学研究家
チューリッヒ州近自然工法アドバイザー
Lenovo FRU 92P1186 スイス連邦工科大学・チューリッヒ州立総合大学講師
北海道工業大学客員教授