私たちの体内では常に穏やかな老化が起きていますが、老化を促進させてしまうのが「酸化」です。その酸化を促すのが「活性酸素」です。
 
 
  人が呼吸する酸素の2%は活性酸素になり、そのほか化学物質や紫外線、ストレス、過度の飲酒もまた活性酸素の要因になります。
  また、ほとんどの病気に活性酸素が関わりを持っているといわれています。
 
 
  生物は、ただ活性酸素で酸化されていくままになっているわけではなく、活性酸素を消去する抗酸化成分を使って酸化を抑えています。
  この抗酸化成分には、酵素、ビタミン類、フラボノイド類、芳香成分などがあります。
  
 
  体内で作られる抗酸化成分の基本となるものが「酵素」であるたんぱく質。体内で生成される酵素は3000種類に及ぶといわれていますが、その一部が抗酸化成分として働きます。
 
 
  体外から摂り入れる抗酸化成分は、植物に多く含まれる「ビタミン類」や「フラボノイド類」「芳香成分」です。
  老化とともに体内の抗酸化成分として働くものが少なくなっていきますが、これは抗酸化成分が多い食材を摂ることで補うことができます。
  とくに植物の抗酸化成分は、食べるだけではなくスキンケアにも活用することができます(^^♪
 
 
  ビタミン類はさまざまな種類が連携プレーすることによって活性酸素を除去する力を発揮します。
  たとえば「ビタミンE」は別名「若返りのビタミン」とよばれ、活性酸素による過酸化脂質ができるのを防ぎ、細胞を若々しく保ってくれます。
 
 
  このビタミンEが抗酸化力を発揮して、細胞の酸化を止めると、ビタミンE自体が酸化してしまいます。  
  そのときにビタミンCがそばにあれば、ビタミンCが抗酸化力を発揮して、酸化したビタミンEを元に戻します。
  抗酸化力を発揮したビタミンCは、今度は自分が酸化してしまいますが、ビタミンBやビタミンAがあれば、抗酸化力を発揮して、ビタミンCを元に戻します。
  そのようにさまざまな種類のビタミンは、連携プレーによって抗酸化力を効率的に発揮することができるのです。
  すごいですね!
 
 
  
  サプリメントで単独のビタミンを摂る方も多いですが、いろいろなビタミンを含んでいる食材で摂るほうが、抗酸化対策になるのがわかります♪
 
 
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