人にも会いたくないほど、ひどい状態の肌ですが、さらに目の周りにあった白いぶつぶつが非常に気になるようになってきたのです。

 皮膚科に行くと「汗管腫」(かんかんしゅ)と言われました。はじめて聞く病名でした。そして大学病院を紹介されたのです。

 

 

  大学病院では、完治する方法はなく、レーザーが有効だがやけどのような跡が残ることもある。また、除去してもまたできるので治療の繰り返しになるという話を聞いたのです。治ると思って行ったので、まだ若かった私はとてもショックを受けたことを覚えています。

 

 

  それから私はとにかく「汗管腫」について調べました。調べていた中で、ある情報を得たのです。それは、私が使っていたアイクリームと目元の美容液を使っていた人に汗管腫が多いということでした。

 

 

  そのアイクリームと目元の美容液の何がいけなかったの?原因は何だったの?ずっと化粧品でお手入れしてきたのに・・・当時の私はそんなことを思ったと思います。

 

 

  確実な治療法もなく見た目もひどく悪い。できるなら、肌をまるごと変えたい、本気でそう思うくらい、肌の悩みは深刻でした。

 

 

治る方法をどんどん調べていくと、「植物療法」、「デトックス」、「肌の働き」など、それまで縁がなかった言葉が出てきました。それらに関心を持ち、ひとつひとつ調べていきました。すると「オーガニック」という言葉にぶつかったのです。

  さらに探っていくと、「オーガニックコスメ」という環境NGOアイシスガイネット監修の一冊の本と出会ったのです。

 

 

  このことがそれからの私のからだと心に大きく影響したのです。