ピザ屋さんの悪態日誌 -8ページ目

恋愛道しるべ ~身だしなみ編~

<今回は伝説のイモ畑 との合同企画です。マジメなテーマですが、ご了承下さい>


注:)この企画はモテたい人、好きな人に好かれたい人(恋人・片思い) にむけてのものであり、

一人身で充実した日々を送る方には お役にたてぬものと推測されます。


好きな人とすごす、幸せな人生のひとときのために。


その一助となれば幸いであります。

では・・・・・。


今回は身だしなみについてお教えしましょう。


テーマはあくまでモテるということなので、まず女性に好感を抱かせねばなりません。


しかし、男前というのは先天的な能力で、これをマネなどできません。 (顔マネでもいけません)


そういうわけなので、男前でない男性は、身だしなみでそれに対抗するのが一つの方法です。



要するに、オシャレになれ!!!という事なのです。(叫ぶ必要はありません)


ではまず 「どこから手をつければよいのか?」 です。 これは下記に挙げていきます。



① 髪型を変える


今、あなたの髪型はどんな風ですか?もしかして、 「いつもと同じで」 「短く揃えてよ」 「室伏でいいよ」


とか曖昧な事を美容師さんにおっしゃってませんか?


それではいけません。 その姿勢を変えるのです。 しかし間違っても美容師さんに



「モテる髪型にして下さい!」 など言ってはいけません。(この時点でモテませんので)



そういうわけで、自らヘアスタイルの雑誌を購入し、自分に似合う髪形を模索してください。


そして、それを美容師さんに見せて、一緒に悩んでもらいましょう。(一見迷惑ですが、初回ぐらいはOK)


一つ大事なのが、ある程度優秀でハッキリモノを言ってくれる美容師を探すことです。


彼らは、似合わなかったら、遠まわしに別のスタイルを提案してくれたりだとか


うまい言い回しを知っていますし、また、しっかりとしたセットの仕方も教えてくれます。


そこで髪型についてですが、これは大まかに三種類があります。


1.カットのみ 2.パーマのみ 3.カット&カラー です。

1は最もベーシックですが、これからオシャレになろうとしている方は髪に関しても初心者でありますから


美容師さんにセットしてもらった髪型を自分でセットできないというリスクを背負います。


ゆえに、3も同じです。 そこで 2なのですが、何もハードなパーマを当てろというのではありません。


そうです、ゆるいパーマなどでよいのです。 具体的には、少し外にハネさせたりだとか


テッペンを少し持ち上げて、全体的に空気感をだしてみたりとか。


要するに、自分でセットできない分、パーマの後押しをもらおうというものです。


もともとパーマで髪型の下地は出来上がっているので、セットするのもカットのみよりは容易にできます。


そうすれば、本来のスタイルから大きく外れることはないでしょう。




②服装を変える


実はこれはかなり重要だったりします。服というのは体を覆う一つの布でしかすぎませんが


それを着て日常を過ごしているので、いわば 「皮膚と同様」 と言っても過言ではありません。


ではどういう服を買えばよいのかです。 これは体型に影響を受けるので一概に何ともいえません。


なので、まことに恐縮ですが、僕が中肉中背であることから、僕のスタイルにのっとってお送りします。


僕のオススメスタイルは、 「キレイめカジュアル」 というジャンルです。


カンタンに言うと、「カジュアル」 と 「キレイめ」 をあわせたものです。


例を挙げると、「ジャケット」 に 「ジーンズ」 などがわかりやすいでしょうか。


ではキレイめカジュアルのメリット・デメリットをご説明しましょう。


メリット : ある程度、シンプルなものでも、それなりにいい雰囲気が出せる。


デメリット : モノによって高価なものもあり、値段も高めに設定されているので、ある程度のお金が必要。


要するに、「手っ取り早くオシャレに見せれるが、少しお金がかかりますよ」 ということです。


では手っ取り早く何を揃えればよいのかをザッとお教えしましょう。 (メンドクサイので


まず、靴。オシャレは足元からとは有名な言葉です。(P-コ氏より)


コレを買っておけば間違いないアイテムは、 コンバースのワンスター(白)です。(これはレザー製です)


次にズボン。世のオシャレさんたちは少しデザインの凝ったズボンをはいたりしていますが、


彼らは上級者なので、これを鵜呑みにしてはいけません。 (ピザ職人、失敗済み)


では間違いないアイテムを挙げましょう。(ズボンは4本くらい持っていたほうがよい)


・落ち着いた色のブルージーンズ(細身)、

・ブラックジーンズ(コレは無敵!ストレートタイプでもよい)

・カーキ色(緑っぽい色)のカーゴタイプのズボン(カーキ色はかなりあわせやすいです)

・色落ちしたダメージ加工のジーンズ (これもかなりあわせやすい。Tシャツとの相性抜群)


以上四点です。ジーンズが目立ちますが、女性は比較的ジーンズを好むそうです。


ここで体験談を一つ。


その昔、僕は好きな女の子とのデートの時、気合を入れて少しデザインの凝ったズボンをはいていきました


そして、食事中、彼女の好みの男性の服装を尋ねたのです。彼女はこういいました。



「えーっと、ジーンズはいている人とか好きかなぁ」

(デザインズボンよ、さようなら。)



その翌日、僕がそのズボンをタンスの中に投げ入れ、お蔵入りを見届けた後、


ジーンズを買いに店に向かったのはいうまでもありません。(必死のパッチ)


ここで一つ注意点が。ジーンズは好感を抱かせやすいと言いましたが



ジーンズをはいただけでモテるわけではありませんので (そのような魔法の効果はございません)



最後に上の服ですが、これは好みによって分かれますが、もうそろそろ夏なので


間違いないアイテムは、とりあえずモノトーン系(白・黒)のTシャツとかでしょう。


Tシャツがどうしてもメインになりがちですが、少しコギレイなシャツの下に


少しデザインの凝ったタンクトップとか、あとポロシャツ(ジャストサイズ)などでもよいでしょう。


Tシャツは洗濯するとヨレやすいので、ハンガーに二つ折にして干すのがよいです (エース氏推薦)


ヨレると、だらしなく見えるので要注意デスヨ。



このように、上記あげたアイテムを焦らずゆっくり一年間買い続けていくと、いつの間にか


昔のダメ服が二軍落ちします。(もはや思い出の一品と化します)


買い増すたびにラインナップも充実してくるので


後々には、着まわしがきくようなアイテムを買っておくと、お金もかかりません。



友人に、「その服どこで買ったの?」 「服買いたいからついてきてよ」 など言われだすと


あなたはもう立派な 「オシャレさん」 です。 (とりあえず、外見だけはモテ男に近づけます)


もちろん、髪型もあってこそですよ。 (手を抜いてはいけませんよ、僕のように)



しかし、段々慣れてくると人間は怠慢になってくるもの。一度、彼女に厳しい一言を浴びせられました。



「その服、微妙やね」(頑張ってるんですけど・・・)



男性諸君、怠慢は敵であります。まず、内なる怠慢さんをやっつける事から始めましょう。



(追記)


話術や立ち振る舞いを学びたいかたはこちら → 伝説のイモ畑


本質を磨き、心の持ちようを学びたい方はこちら → 葡萄園のひとりごと




更新が遅れて申し訳ありませんでした m(_ _)m

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ボクラの四年間戦争 ~旧友編~

突然ですが、お祝いの言葉を述べたいと思います。


サッカー日本代表、ワールドカップ出場おめでとうございます!


・・・まぁ、僕は日本代表は薄くしか応援してないんですけどね。 (イングランドが好きなのです)


何せ、盛り上がれば盛り上がる程、ピザ屋が忙しくなるので。 (メシ作ってるどころじゃないんでしょうね・・)


ご挨拶がおくれました。その昔、泥がついたボールをヘディングして、あまりの不潔さに耐えられず


大学の授業をサボり、シャワーに直行した潔癖症の男こと、ピザ職人です。 皆さん、こんばんは。


いやぁ、月日が経つのは早いもので、僕が大学を卒業して・・・・何年になるのかは忘れましたが


忘れるくらい早いです。(無理矢理)


さて、どんな人でも学生時代というものはあるものだと思いますが


皆さんは学生時代 (学生の方は現在) どのように過ごされてましたか?


大学の場合ですが、理想としては、毎日授業に出席し、課題もこなし、授業後はサークル活動に没頭。


程よく恋愛もし、単位も順調に取得。 などでしょうか。


ええ、入学前はこんな絵空事にあこがれていましたとも。 (進○ゼミに踊らされてましたとも)


そうです、現実はそんなに甘くない・・・・というよりかむしろ



人間はここまで堕落できるのかと痛感した4年間でした(進○ゼミよ、全ては幻想なのだよ!!)



僕は入学前によく読んでいたのが、進○ゼミからよく届いていたパンフに同封されている漫画でした。


これに書かれているのは実にさわやかで、純朴な高校生はすっかりのめりこんでしまいます。



(以下、マンガの内容)


とある高校生A君は成績が上がらなくて悩んでいました。


そこに部活も頑張って県大会まで行くほどのスポーツマンの同級生B君が登場。


B君は塾にも行ってないのに、成績はクラスでトップ。それを知ったA君はB君に質問するのです。


A : 「B君、君は部活もやって塾にも行ってないのに、どうしてそんなに成績がいいの?」


B : 「ハハ。それはね、これをやってるからさっ!」  ババーン! (進○ゼミの表紙が登場)


A : 「な、なんだいそれは?」


B : 「これは進○ゼミの大学進学講座さ。自分のペースにあわせてできるから・・・」 (ムカつくので中略)


B君に勧められ、A君はこの講座を申し込み、ドンドン成績を伸ばし、見事第一志望に合格。


その後、たくさんの友人ができ、充実したキャンパスライフを送るのでした。


(内容終わり)



とこのような感じで、物語は終了するのです。 ええ、何を隠そう僕は



コレ(漫画)がキッカケで申し込みました。

(広告効果、絶大です)



申し込んだまではよかったのですが、なにぶんメンドクサガリな僕。


その進○ゼミに手をつけることはほとんどありませんでした。(古雑誌として出荷してました)


そんな僕をみて、母がニクタラシイ顔で一言。



申し込んだだけじゃ成績はあがらんのやで~。

(・・・ええ、返す言葉もありません。)



というわけで、わずか半年で進○ゼミを解約し、予備校に通うことにしました。(方向転換は大事です)


どうやら僕は、何かに縛られて勉強するほうが向いているらしく、それなりに成績も伸び


晴れて、それなりに志望校だった大学に入学しました。 (いわゆる中堅大学です)


さて、ここからはあの漫画どおりに行くはずだとふんでいた僕ですが、大事な事に気づきました。


地元から離れた大学だったので、そう、友達が一人もいないのです。


同じ高校から一人友達がきていたのですが、違う学部だったので接点もなく


ゼロから作らなければいけないという、人生初の窮地に立たされたのです。 (これは一大事ですって)


そして大学初日のオリエンテーションのため、前日に僕は今までの黒髪でセンター分けというスタイルに


別れをつげ、ツイストパーマで茶髪という、少しやんちゃなスタイルに変貌しました。ええ、そうです



俗に言う大学デビューというヤツです。

(突っ込まれる前に自白しておきます)



またこれが少し効果があったせいか、やっかいな事が起きました。


当日、僕が教室の外で、「誰か友達になれそうな人おるかな~」 と人を物色していたところ


後ろから肩をたたかれました。 「お?」 と思い振り返ると、そこには少しかわいらしげな女性が。


しかし、彼女はこういうのです。 「○○君(僕の名前)やんな?」 と。


どうやら僕のことを知っているようです。・・・困りました。僕は彼女が誰かわからないのです。


でもどこかで見たことあるんですよね。 とりあえず、困った顔を表に出さずに


「おお~、そうやで。」といい、さらに重ねて



「久しぶりやな」(ウソツキ紳士が舞い降りた瞬間)



と口を合わせ、脳内では各部位が必死に彼女が何者であるかを思い出していました。


・・・・わかりません。 もはやどうしようもありません。 思い出す事を諦めた僕は


つじつまを合わせようと、高校の話を持ち出しました。僕は××高校出身だったので


見たことある感覚があるのは同級生だったからだと思い、彼女にこういいました。


「××高校ではあんまり喋らんかったけど、これから仲良くしよな~♪」


と言ったのですが、これが大誤算でした。彼女はこう答えたのです。



「えっ!?私、△△高校やし。」

(この再会、なかった事にしてもらえませんか?)



この言葉を聞いたとき、僕は階段にアタマをうちつけて気絶したいくらい、自分の言葉に後悔しました。


その後、何とか取り繕って、その場を後にしました。(逃げるように立ち去りました)


そして一時間後、彼女は中学校時代の同級生ということを思い出すのでした・・・・。(脳の退化を確認)




久しぶりに会って、思い出せない時はすぐ謝罪しましょう。

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たまごっち再燃 ~ピザよりたまごっち~

流行とは周期があるものだと、どこかで聞いた気がします。


皆さん、こんばんは。 流行に乗り遅れるのが得意なピザ職人です。(無知の境地に達してますので)


さてさて、冒頭で流行という言葉を出しましたが、最近はやっているものってなんですかね?


・・・・・・・・わかりません。 (僕は話題の引き出しが少ないのです)


しかし、一つだけ知っています。それは・・・・・、たまごっちでございます。


僕は最近までこの懐かしアイテムが流行っているなど知りませんでした。


しかし僕は現在、否が応でも知らされる状態なのです。それは・・・・・



我がピザ屋の店長がたまごっち収集を行っているからです(影響を受けないワケがありません)



なんで収集しているのかというと、ただ欲しいからというわけではありません。


もういい年です。(それは僕にも言えます)。ですから、聞きました。


「何でたまごっち集めてるの?」って。そうすると店長はこう答えました。


「ブログでのプレゼント企画のためです。普段忙しくて買えない人のために、買い物代行するんですよ」


さらに彼はこう続けました。 (ちなみに店長は僕の一つ下の年齢です。ゆえに敬語なのです)


「普段、僕のブログにきてくれる人が結構多いので、感謝企画でもやろうかなと思ってね」

何の事かわからないと思いますので説明します。


当ブログに 「たまごっち販売ガイド」 へのリンクがあります。


そうです。店長はその販売ガイドの管理人 「たまごっちん」 なのです。(了承済み。だと思います)


ですから今回のテーマは



「たまごっちん、たまごっちを集める

~ピザ屋はしんどいねん~」 です。(感動巨編です。ウソです)



さて、ここで 「たまごっち販売ガイド」 の生い立ちを説明しましょう。(なぜ僕が説明するのでしょう?)


僕がこのピザ屋ブログを始めた数日後、そのいきさつを店長に伝えると


もともととあるHPを運営していた彼は、敏感(?)に反応し、自分もブログ作ろうかなと言いました。


さらに数日後の深夜、僕のメールボックスに 「アメブロより読者登録のお知らせ」 が届き内容を見ると


「ブログ作っちゃいました。ブックマークしときますねー。(顔文字オンパレード)」 と。



誰や!?スパムか!?(深夜につき小さく叫ぶ)



しかし、何となくこの親しげさとPOPな顔文字はおそらく店長じゃないかと思い


翌日たずねてみると、大当たりでした。 (何でたまごっちにしたのかは忘れました)


開設当時のたまごっちブログはアクセス数もあまりなかったようなのですが


ヤフーの検索エンジンに載った時から、大幅にアクセス数が増えたのです。(大変うらやましかったです)


あっと言う間に追い抜かされた僕は、少しスネながらもその様子を横で見ていました。


しかし、販売ガイドと名づけているだけあって、情報収集が大変です。


来る日も来る日も、たまごっち・・・たまごっち・・・。彼が 「たまごっち」 を口にしない日はありませんでした。


記事のコメント欄に様々な情報が書かれており、お優しい方が 「今日、ここで売ってましたよっ!」 と


コメントを入れてくれたりとか。


もちろんたまごっちん氏も 「○時から、○○で再入荷分が販売されるそうです」


と苦労して仕入れた情報を開示したりとか。


「大変やなぁ。販売サイトは苦労するんやなぁ」 と僕は思っていました。


僕なんか単に記事を書くだけですから、そんなに苦労はないのですが (いや、手こずってはいますよ)


たまごっちん氏の場合は 「適切な情報をタイムリーに提供しなければならない」 ので  


その大変さは計り知れないものがあります。 (途中でマガジンを読んだりもしていましたが・・・・)


休憩時間なども、ほとんどネットでたまごっちの在庫状況や再入荷情報を調べているので


「ピザ屋の仕事より頑張ってるんじゃないのか?」 と思うほどでした。(もちろんピザ屋も頑張ってますよ)

(ちなみに我がピザ屋の営業時間はAM11時~PM11時までです。店長は12時間労働です。)


ある日、僕はたまごっちん氏のサイトのコメント欄を見せてもらったときに、


たまごっちは買うまでに色々なドラマがあるのだということを発見しました。


大体、子供さんが欲しがっているケースが多いらしく


子供が欲しがっているから必死でさがしているという親御さんらが目立ちました。


そのために朝早くからおもちゃ屋さんに並んだり、販売店のサイトとにらめっこしたり・・・・・・


いや~、ホントご苦労様ですと言いたいですね。 (親は偉大ですね)



余談ですが、僕がまだ小学生くらいの時、きん肉マンの 「ロビンマスク」 のというキャラの


名前がわからなかったので、無謀にも母に尋ねてみたところ、母は知っていたのかすんなりこう答えました



「ああ、それはビーズマンやで」 (お母さん、洗剤の名前と間違えてませんか?)



自信満々に言い放つ母。明らかにそれは母が作りだしたキャラです。(いわゆるガセネタです)


しかし、純朴な小学生だった僕はそれを信じてしまったのです。 (落書き帳にビーズマンを書いてました)


その後、僕が学校で当分の間 「ビーズマン」 と呼ばれることになるのは言うまでもありません。


・・・話を元に戻しましょう。



様々な苦労の末、どうにか複数のたまごっちとぬいぐるみ(グッズみたいなもの)を手に入れた


たまごっちん氏は、企画通り、集めたモノを抽選によって当選者を選定していました。


ちなみに、ぬいぐるみは当選確率が高かったそうです。実際の応募状況とか見せてもらうと


なかなか面白いものがありました。 (滅多にこんな機会ないですからね)


そして先週の日曜日だったでしょうか、いよいよ明日に商品発送できるかなと言うときでした。


バイトが終わった僕と後輩は、さらに店長の彼女も交えて休憩室で談笑していました。


そろそろ夏が来るので、みんなで 「どんな服を買うか?」 をやいのやいの言っていたのです。


横で店長はたまごっちの情報を一生懸命探していましたが、キリのよいところでこちらの話に便乗しました。


まぁそこは彼女のいたずらか 「(話に)入ってこんといてーや」 とジャレていたのです。


そして、後輩が 「この服よくないっすか!?」 と言っていると、彼女も便乗し盛り上がりました。


この服が売ってある場所はそう遠くないので、 「明日あたりいっとこかなぁ」 と彼女はいいました。


ちなみに翌日は店長もお休み。なので、店長は 「明日行くか!?行くか!?」 と言ったのですが


店長が少し乗り気のところに、彼女はこう言ったのです。(これが大変冷たく聞こえました)



「自分、明日クロネコヤマト行くんやろ。無理やん」

(たまごっち郵送するんやろ。無理やん)



「いや、郵送してから行ったらいいですやん」 と僕は言おうとしましたが、気迫に押されて沈黙しました。


僕と後輩は 「たまごっち以外でも苦労してるんやな」 と小声でささやきあうのでした・・・・・・。




苦労は人一倍。眠気も人一倍のたまごっちん氏。頑張って下さい。

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「そして誰もいなくなった」

そろそろ梅雨の時期です。ピザ屋にとっては最悪の時期が到来します。 (むしろスタッフにとっては)


常にカッパを着ていなければならないので、常時サウナ状態なのです。 (これで出腹が凹むか!?)


皆さん、こんばんは。 ヘルメットを地面においていたら、知らない間にナメクジさんが侵入し、


それをそのままかぶってしまった愚か者こと、ピザ職人です。 (居るなら居ると言ってくれ・・・・)


今日、ピザ屋で久々にオーナーと会いました。(長い間お休みだったのです)


どうやら新店舗をだすとかという景気のよい話をしていたのですが、僕としては清掃道具を早く買ってくれよ


という思いがあります。通常、飲食店は衛生第一なので、清掃には気を使わなければいけないのですが


ウチの戦士達 (清掃道具達) は非常に貧弱です。では本来使うべきであろう清掃道具と


当ピザ屋の戦士達を軽く比較してみましょう。



(以下、ピザ職人によるレビュー)


第一段階 床のゴミ掃除


・一般のお店 … 業務用掃除機を使用。家庭用とは違い、圧倒的な吸引力が魅力。


・我がピザ屋 … 毛先がセンター分けのホウキを使用。 ゴミを端に寄せる事しかできないのが魅力。


第二段階 床の水吹き


・一般のお店 … 少し大きめのスポンジ型モップを使用。抜群の清掃力を誇る。


・我がピザ屋 … 残りわずかな毛先で頑張る老齢モップ。 力を入れるとジョイント部分が破損する。


最終段階 床の乾拭き


・一般のお店 … ダスキンからリースした大型化学モップ。どんな水あとでもスイスイ吸い取るのが魅力。


・我がピザ屋 … 上記モップの若かれし頃の状態。拭いても水跡を見事に残し、足跡までつくオプション付


(レビュー終わり)



というわけで、当店の衛生状態は非常に最悪です。しかしどんなに頼んだところで却下されるのは


目に見えてるので、何も言いません。 しかし、ごくまれではありますが


どこからか借りてきたであろう掃除機が登場するときがあります。それは近日中に



保健所の役人がくるときです(やり方が汚いっ!)



そうです、オーナー殿は自分の店が汚いと自覚しているのです。(じゃあ買ってくださいよ・・・・)


そんな確信犯的なオーナーですが、たまに興味深い話をしてくれます。


どのアルバイトでもそうかもしれませんが、長く働いていると色々と裏話を聞けるのです。


今回はオーナーから聞いた、ちょっぴり悲しい某ピザ屋オーナーのお話です (前フリは関係ありません)


先週、ウチのオーナーが某ピザ屋オーナー(名前をK氏とします)が居酒屋で飲んでいたとき


K氏から色々と過去のお話を聞いていたそうです。 



(以下、K氏の話言葉で進めていきます。カッコ内の言葉は僕のツッコミです)


そういえばね、10年くらい前の話ですけど、あれは何時くらいやったかなぁ・・・。


ああ、昼の3時くらいですわ。嫁がね、「ちょっと市場に行って来る」 とゆうて買い物に出かけたんです。


僕は家でテレビ(野球)見ながら留守番しとったんですわ。


ほなね、あっと言う間に5時くらいになったんですよ。でも、嫁はまだ帰ってこないんですよね。


「まだ買い物してるんやろ」 と思って僕は、家におったんですよ。 (女性の買い物は長いですもんね)


8時になってもまだ帰ってこんのですよ~。 (女性の買い物は長いですもんね)


「おかしいな」 思て、市場のスーパーまで見に行ったんですわ。 (それ難しいでしょ・・・)


でもどこにも見当たらへん。少しねばったんやけど、とりあえず一旦家に戻ったんですよ。


ほんで、家の前に着いたらね



家の明かりが全部消えとったんですよぉ!(元々、つけてなかったんとちゃいますか?)



でもとりあえず家ん中入ろう思て、靴脱いで明かりつけたらね、ちゃぶ台の上に封書があったんですよ。


その封書には 「○○へ」 (←K氏の名前) と書いてあったんですよ。(ほほぉ、時間差攻撃ですね)


何か嫌な予感がして、すぐ封書あけたんですわ。ほんで中の手紙見たらね



何も書いとらんのですわ!(究極の放置プレイですね)



ホンマわけわかりませんよ。何が原因なんかわからんし・・・。当時はケータイもないですしね。


困り果てたんですけど、とりあえず嫁の実家に電話したんです。けど、誰も出ないんすよね。


とりあえず、何か一人でおるんは嫌やったんで、


自分の店(ピザ屋)に向かったんですよ。ほいで、社員やってる子らに事情を軽く説明したんですわ。


まぁ、自分がオーナーっていうこともあってかみんな気使ってくれたんですよ。(僕とはえらい違いですね)


ほんでね、こういう時ってね、一人になりたくないじゃないですかぁ? (人それぞれですけどね・・・)


でもね、みんな逆に一人がええんとちゃうかと思ったんかは知らんけど、はよ帰ってもうたんですわ。


自分の思ってるところとは違ったけど、みんな優しいなぁ思いましたよ。ホンマ・・・・



ええスタッフでしょ!?(プラス思考は良い事だと思いますよ)



ほんでね、ちょっと寂しなって、酒(ワンカップ大関)飲んでたんですよ。 (本気で悲しいです)


そしたらアルコールが少し回ってきたせいか、


ちょいと眠たくなったんで、電気消して寝たんですよ。 (ご宿泊ですか?お客様。)


どんくらい寝てたんかなぁ・・・・。覚えてないんですけど、不意に目に光を感じて起きたんですよ。


僕、寝ぼけてたんで、「あ、嫁が帰ってきたんかな?」 思って起きたんですわ。 (ここピザ屋ですよ?)


ほんで「電気つけたヤツ誰や?」 思てちょいと探したんですわ。すぐ見つけたんですけど、


そいつ、店の金庫あけようとしとったんですよ。 そうなんです、そいつ



ドロボーやったんですわ!(踏んだり蹴ったりですわ!)



とりあえず、取り押さえて、警察に突き出したんですよ。 (この辺はすごいですよねー)


ほんで警察の人に 「おたく、ここおったら危ないんとちゃうの?」 と聞かれたんですけど


僕は酒を頭上にかかげてこういったんですわ。



「コレ(ワンカップ大関)があるから大丈夫ですわ~!」(アタマは大丈夫じゃないようですね)



ってね。 (何が 「ってね」 やねん。)


(以上、K氏の話終わり)



コレをウチのオーナーから事細かに聞くのに、結構時間がかかりました。(バイトの時間が終了してました)


そんなこんなで、僕は 「大変な人やなぁ」 と思っていたわけですが、


その後も少しオーナーと喋っていました。(以下やりとり)


僕 : 「そんな人いるんですねー」


オ : 「ホンマ面白い人やで。それとまだ言ってなかったけどな・・・」


僕 : 「まだあるんですか?なんですか?」


オ : 「その人な、それ以来



ピザ屋で寝泊りしてるらしいで」 (・・・・・・・・・・)



僕 : 「い、家には帰らんかったんですか?」



オ : 「それや。俺もそう思って、なんで家帰らんのですか?って聞いたら、こう言ってたで。」



「交通費高いから家に帰れんのですわ。ハッハッハッハ!」

(アンタの持ち金は小学生の小遣いか!?)



Kさんには申し訳ないですが、僕は、「こんな中年にはなるまい」 と心に誓うのでした。



(追記)


話の谷間にある細かな内容は、僕が書き足したものです。


僕が直接聞いたわけではないので、ある程度つじつまがあうように調整していますが、


事実に変わりはありません。 (全部夢ならよかったのにね)



結局、何で奥さんが出て行ったのかわからかったそうです。

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珍獣・奇行戦士 <放置編>

<この記事は続きものですので、初めてご覧になっている方は、よろしければこちら からどうぞ>



さて、作戦を立てたところまでお話しました。


具体的には、パンダに電話をして、「今、山の上にいるからきてよ」 と言い


彼を山に誘導し登らせようというものでしたが


「さすがにこれはうまくいくのか?」 という不安がよぎりました。


ここまで仕掛けときながら、ばれてしまえば全てがパーです。


そこで僕は少し考えることにしました。



(以下、ピザ職人の損得勘定フローチャート)


・登山を指令する → 疑われる → 焦る → 自白してしまう → バレる → 面白くない


・登山を指令しない → 全てをカミングアウトする → パンダが安堵する → 面白くない (不愉快)


・このまま放置して帰る → 支度をする → エンジンをかける → バレる → 面白くない (大失敗)


・やはり登山してもらう → 登る → 下からそれを拝見する → 面白い (非常に愉快)


・結論 「笑いにリスクはつきものである。ゆえに、登山を指令しなければならない」 (勝手に義務化)


(フローチャート終了)



というわけで、作戦を実行するために僕はパンダに電話をしました。


僕 : 「おう、今どこにおるん?」 ← この質問、明らかにおかしいですよね?


パ : 「今はトイレの前や。(そっちは)どこなん?」 ← やはり気づいていません


僕 : 「今か?今はブルーシートの山の上やで。おいでーや。」 (本当はベンチで喫煙中です)



パ : 「わかった。行くわ」 (あっさり承諾)



・・・・マヌケにもほどがあると思うのは僕だけでしょうか?


そんなこんなでパンダはブルーシートの山の手前までやってきました。


足を止め、何やら山の頂上を見ているようです。


おそらく、頂上に本当に僕らがいるのか確かめているのでしょう。 (電話の段階で疑いなさい)


すると、おもむろに電話を取り出し、何かイジっているようです。


・・・・・Mの電話が鳴りました。もちろんパンダからです。(僕ではなかったのは裏づけを取るためでしょう)


M : 「もしもし」


パ : 「今、ホンマに頂上におるん?」


M : 「おるで。今、寝そべってるから下からは見えへんのとちゃうかなぁ」 (現在ベンチで横たわり中)



パ : 「そうか。じゃあ今から行くわ」 (登山確定)



Mの天才的な返答で難を逃れ、パンダの誘導に見事に成功しました。


さて、ここからパンダの登山が始まります。彼はまず、後ろに大きく助走の距離をとりました。


そして、勢いよくブルーシートの山を駆け上がりました。が!足場は全てブルーシートなので彼は



足を滑らせ、ズサーっという音をたて、うつ伏せの状態で滑り落ちていきました (マンガですやん)



助走をとってるだけでも面白いのに、転倒するとなるとなお面白い。我々は笑い転げました。


その後、何度かパンダは転倒を繰り返しながらも、数分かけて頂上に登りました。


頂上に着いてようやく彼は異変に気づき、辺りを見渡しました。 (当然、我々はいません)


そして、下を見下ろすと、彼はついに目撃したのです。



タバコを吸いながらニヤリと笑う我々を。(あ、見つかっちゃったね)



作戦大成功です。ドッキリの立て札が欲しいくらいでした。


全てが明白となり、パンダは疲れが出たのか、その場に座り込みました。


さすがに降りてこいというのはかわいそうなので、我々は頂上に登ることにしました。


しかし貧弱な我々はパンダ以上に転倒を繰り返し、手間どりはしましたが何とか登りました (運動せねば)


さて、ここで僕はパンダのリアクションが気になりました。


確かにムカつきはすると思いますが、まぁ、少しなだめれば大丈夫かなと僕は思い、とりあえず


「おう、久しぶり」 と言いました。 (まだからかってます)


僕はここで 「久しぶりとちゃうわ。最悪やな」 とか 「勘弁してくれよ。おい」 などの


「少し腹たってますけど、まあいいか」 的な返答を予想していました。(ややこしくてすみません)


しかしパンダはムスッとして、完全に口を閉ざし、三角座りを決め込みました。(全校集会か)


これは少しマズイなと思い、僕は 「ゴメンやって。途中で気づくと思ってたしさ~」 と言ったのですが


今度は口を尖らせ、明後日の方向を見始めました。 (お前は怒らせた彼女か)


ああ、うっとうしい。できるならばここからコイツを突き落としてやりたいという衝動を抑え、僕は


「おいおい。そんなに怒んなよ。冗談やんか」 と言ったところ、彼はようやく思い口を開きこういいました。


「そんな事するんやったらもう帰るで」 と言ったのです。


どうやら本気で怒ってるようです。我々は予想外の展開に思わず言葉に詰まりましたが


「うーんそうやなぁ・・・」 と少しつぶやくと、パンダはたたみかけるようにこういいました。



「お前ら、俺がおらんかったら帰り道わからんやろ。それでもええんか?」(とても20代の発言とは思えません)



パンダにとってこの時点でこのセリフを吐いた事は大きな間違いでした。すかさず僕はこういいました。



「帰ってええよ」 (ご自由にどうぞ)



あまりの即答にパンダは狼狽しました。おそらく僕が 「イヤ、帰らんといてくれ」 と言うと思ったのでしょう。


「きっととめてくれる」 そう思っていたに違いありません。 (ある意味ドラマです)


しかしプライドの高いパンダは、自分の意見を曲げず、あくまで我々を従わせようとしてこういいました。



「ホンマにええんやな?俺はもう知らんぞ。」

(訳:「ホントはとめて欲しいの・・・」)



まさに背水の陣というヤツです。もうパンダは後がありません。


さすがにとめてくれるだろうという顔をしていましたが、世の中そんなに甘くありません。


僕は至って冷静にこう言い放ちました。



「帰ったらええがな」 (どうぞお気の向くままに)



後がなくなったパンダは、少し顔を赤くし (おそらく怒りのせい) 、無言で山を下り、帰る支度をしました。


そしてバイクのエンジンをいつも以上にふかし、レーサー顔負け・・・ではありませんが、


少し暴走気味に帰っていきました。


僕とMは少し笑いながらその様を見つつ、今日の出来事を振り返りました。


そして雑談すること数十分、そろそろ夜も深くなってきたので、帰ろうかと思いMに話しかけました。


僕 : 「そろそろ帰るか?ここから家まで30分くらいやから、今帰ったらええ時間になると思うし」


M : 「そうやな。俺も明日仕事やし、そろそろ帰っとかなヤバイ。ところで道知ってるん?」


僕 : 「いや、あんまりやなぁ。 Mは?」


M : 「いや、全然わからん」



僕・M : 「・・・・・・・・・・・・・・・」 (しばし沈黙)



その後、我々が30分で帰宅できなかったのは言うまでもありませんでした。




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パンダに関わるお話は、コチラに続きます