パンダと北の大地 ~後編~
ついこないだ、とある商店を営む友人Mとお話をしていたところ、最近トコロテンが売れているそうです。
これもダイエットブームのせいでしょうか、かなりの数が売れているみたいです。(TVの効果恐るべし)
しかし彼はこう続けました。 「買いにくる客はほぼ小太りやで。」 (・・・・・・・・・納得)
皆さん、こんばんは。トコロテンを買う前にやる事があるのでは?と思ってしまうピザ職人です。
さて前回の続きに入りたいと思います。
パンダが営業の仕事をする事を影ながら応援 (タテマエ) する事に決めた僕は
そのバイク屋についてパンダと色々と話をしました。
僕 : 「でもそのバイク屋ってほぼ休みなしやん。大型連休も営業やろ?」
パ : 「そうやな~、まぁ趣味の時間がなくなるのは痛いな。」
<注 : パンダに趣味などあったか?と疑問に思ったがここは心に秘めておくことに>
僕 : 「でもあのバイク屋ってさぁ、全国展開してるからどこに勤務になるんかわからんのとちゃうん?」
パ : 「あーそういやそうやな。でももし採用になっても最初は近所にしてくれるやろ」
僕 : 「大阪府内か、もしくは奈良あたりか・・・」 (注 : 我々は大阪に住んでいます)
パ : 「奈良とかやったら全然問題ないわ。そこそこ近いしな。」 (バイクでおよそ40分くらいです)
僕 : 「どうする?いきなり稚内(北海道)に飛ばされたら?」
パ : 「ハッハッハ。それはないやろ。ホンマにやられたらビックリするで!」
僕 : 「ハッハッハッハ!そりゃないか!!」
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「飛べば面白いのに・・・。いやむしろ飛べ。」
(心の声&本音)
僕 : 「まぁリアルな辺りでせいぜい遠くても岡山県とかちゃうか」
パ : 「うーん、まだその辺やったら許せる範囲やなぁ。」
僕 : 「一人暮らし確定やな。別にオマエ的には一人暮らしOKなん?」
パ : 「OKというか、その辺はやむをえんやろなぁ。」
と、このような他愛のない話をしつつキャッチボールを終えました。
そして後日、冒頭で挙げた友人M宅に遊びに行くことになりました。
僕自身やMの近況を話し終えた後、話題はパンダの近況へ移りました。(以下、会話内容)
僕 : 「そういえばパンダの事やけど、あのバイク屋に就職するかもしれんらしいで。」
M : 「マジで!?それは知らんかったわ。」
僕 : 「そうそう、しかも営業やるらしいわ。」
M : 「うそーん!?マジですか?いやいや・・・・・
絶対無理やろ」 (改めて同意)
やはり誰に聞いても、パンダは営業には不向きです。
ではここで、パンダが営業しているところを想像してみましょう。
<以下、パンダの 「毎度おさわがせします」 >
・客が来店 > 「いらっしゃいませ」 というところを 「いらっしゃい」 と言い、気取る。 (不愉快)
・年下に質問される > 「ああ、これはこうやから大丈夫やで」 とタメ口で言い、調子に乗る (不愉快)
・オススメを聞かれる > 自分が赤いバイクが好きなので、とにかく赤色を強要する (不可解)
・女性客が来店 > 「オレの部屋でレコードでも聴かねえかっ?」 と言い困惑させる。 (意味不明)
・キャンセルされる > 客に理由を言われるが、成約が破棄された事に小さく震える。 (キモチワルイ)
<以上、迷惑行為につき、逮捕>
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では気を取り直して、話を会話に戻しましょう。(クビなのは、言うまでもありません・・・・)
僕 : 「ほんでな、パンダとも話しててんけど、あのバイク屋って全国チェーンやんか。」
M : 「そうやな。色んなとこにあるな。それがどうかしたん?」
僕 : 「だからな、もし稚内(北海道)とかに飛ばされたら面白いなーっと思ったわけですよ。」
M : 「ああ、確かにそれは面白いけど・・・・・・・・・・・・・
普通にありえるで。」 (何ですと!?)
これは興味深い話です。面白半分に言った言葉が現実味を帯びてまいりました。
Mはさらに話を続けました。
M : 「あのバイク屋に就職した大阪在住の人がおったらしいねんけど、
最初の勤務地は四国、次に北海道、次は九州やったらしく、
一回も大阪には戻ってきてないらしいで。」
これは意外すぎる展開です。ちなみに真冬の北海道ではスノーモービルを売っているそうです。
もう僕のアタマにはスノーモービルを売ろうとして、全く売れないパンダしか想像できません。
この事を僕はパンダに告げようか迷いました。何と言っても昨日今日の付き合いではありません。
このままどうでもよい友達を、北海道に行かせてしまってよいのでしょうか?
僕は考えました。この事を考えると、眠れない日々が・・・・・・・
来るわけでもなく、毎日8時間睡眠と快眠です。というわけで、寝ながら考えた結果、
この事を伝えない事にしました。(ネタ優先)
はてさて、パンダの命運やいかに!?
この続きは現在取材中なので、適度にご期待下さい。(過度の期待は危険です、あしからず)
稚内にお住まいの皆様、パンダとは話をしない事をオススメします
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