練習を始めて4ヶ月を超えたボロディンの交響曲第2番
オケ全体としても割と形になってきたし
個人的にも運指自体はだいたい固まってきた。
あとは速いところと重音の練習を積んでいけばなんとかなるかな・・・
と思い始めていたが,もう1か所,大難所があった!!!
4楽章の209小節からのこのパターン
そもそも♯5つで何の音かわけわからない上に
G線→D線→A線→D線→G線の往復のボウイング
嫌がらせとしか思えない(笑)
途中サードポジションに上がると音程はメチャクチャ怪しくなる。
それでも4か月練習してきて音程の命中率も少しずつ上がってきて
この調子であと半年頑張ればなんとかなるか・・・と思えていたのだが
前回の練習で気づいてしまった。
前にこの楽譜を使った楽団さんが手書きでspicc.と書いてあることを。
弓をダウンボウでG線→D線→A線と3つの音を跳ねながら弾き,4つ目のA線の音だけアップボウで弾く(跳ねる)。
そして再びダウンボウでA線→D線→G線と3つの音を跳ねながら弾き4つ目のG線の音をアップボウで弾く(跳ねる)。
ム,ムズイ!!!
新世界の4楽章のセカンドにも似たようなパターンあったが,こっちの方が
100倍ムズイ!!!
そんな風に弓をコントロールできない。くちゃくちゃになってしまう。
こりゃ一朝一夕では無理だ。
ということで,昨日から特訓。
この「ダウンボウでG線→D線→A線と跳ねながら3つの音を弾き4つ目のA線の音だけアップボウで弾く(跳ねる)。そして再びダウンボウでA線→D線→G線と3つの音を跳ねながら弾き4つ目のG線の音をアップボウで弾く(跳ねる)。」パターンを
左手の運指無しでひたすら反復練習。
ゆ~っくりから段々速くしていく。
これだけをこの2日間で数百回は練習した。
おかげである程度のテンポではこのパターンのボウイングを右手に
叩きこませることができたが,
左手の運指をつけると再びクチャクチャ。
道のり通しだ。
後期の練習はまだ楽譜が来てない曲中心になるだろうが
この部分は毎日のルーティンとして練習していくことになりそうだ。