「ケータイと教育」の問題とは何か | 大阪の家庭教師のディライト



今、自分の携帯電話が身近にないと落ち着かない人が増えてきています。


携帯電話が普及した現代社会では「人間関係」だけでなく「人間形成」にも変化が見られます。


「ケータイがあって当たり前」の世の中では、誰でもいつでもすぐに連絡が取れるので、人は「すぐに反応を得られるのが当然だ」と思うため、考えたりするコミュニケーションの場が極めて少なくなってきています。


例えば、何か約束があっても、「明日キャンセルします」と、メール一本で断りの連絡を入れるだけで済むようになっている社会では、きちんと人と話をして人間関係を築くコミュ二ケーション能力は身につかないでしょう。

そんな環境で育った今の子供たちがこれから社会に出ていくために、必要なものとはなんでしょうか。

どんなことをしてあげられるのでしょうか。

そして何を教育すればいいのでしょうか。


現在の高校生の約2,3割が一日に30件以上のメールを送受信し、約半数の高校生が10分以上返信がないと「遅い」と思うようになっているのが現状です。

携帯電話は我々の社会に大きな影響を与えました。ですが、その分、大きな悪影響がこれから見えてくることも十分考えられます。


しかし、実際携帯電話の利用に関する教育の取り組みが行われている中学校・高等学校はどちらもまだ半数です。実際に学校現場の先生も、どう指導すればいいのかよくわかっていません。

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法規制によるフィルタリング等の強化策で、「出会い系サイト」の問題は減少してきています。しかし、その一方では、プロフやSNS等のコミュニティサイトで同じような問題が舞台を変えて起きています。


多くのSNS内ではサイトパトロールが行われており、不適切な言葉や有害情報から子供を守る取り組みが行われています。しかし、実際に我々が着目しなければいけない問題点はそれだけではないのです。発生率から見れば、上に述べたような舞台を変えた問題は、最初に述べた人間形成に関するような見えにくい問題と比べればそこまで高くありません。



私はここで携帯電話のある社会が悪いと言うつもりはありません。


携帯電話は自動車と同じで、もう世に中に便利に存在するものであるからです。ですから、我々が考えなければいけないのは、車で言えば交通事故であるような、「学校裏サイト」や「出会い系サイト」といった携帯電話の問題をこれからどのように減らしていくかです。

規制がしっかりしていると言えども、完全に信頼してはいけないと思います。子供自身がしっかりと、「携帯電話はきちんと使わなければ危険である」と確実に分からせることがこれからの大人の子供に対する義務です。交通事故ゼロの自動車社会はもはやありえないのですから。



なかた^^