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音楽のルーツ×考え方

色々と振り返ってみると面白いのでブログに残しておこうと思った


俺が昔教えてた人達への当時の引用が多いけど。大分長いよ。




今回は音楽の事なので音楽の事を書いてるけど俺の人生の主軸はサッカーとビジネスなので

その中での音楽という感じなのだが。



始めに音楽を聞き出したのは、ベンチャーズ、カーペンターズだった。

親が好きで強制的に家で良く流れていたという事もあったので。

小学校位までは聞いていた記憶がある。あと演歌も少し。

楽器に関しては小さい頃にピアノを習っていたのでピアノが初めての楽器だった。



その後、時は流れて中学校2年位から親が昔から使ってたギターでラウドネスやXJapanや

布袋を練習して弾いてた。

この頃はXJapanのソロが弾けるとプロになれるとか布袋のこの曲が弾けるとCD出せるとか今思えば意味不明な話題で盛り上がってた(笑)

X Japanや布袋は難しいとは思わなかったけどラウドネスのコピーはきつかった(汗)あのフレーズと感情の入れ強さが当時の肉体では辛かった。ま、Xはドラムが一番きついのだが。

で、高校に入ってからはクラシックやブルージーな泣きのフレーズも好きになり色々と聞いた。

クラシックではパガニーニやバッハが一番好き。ベートーベンは曲によっては好き。泣き系ではゲイリームーア等々・・書ききれない。。。

他にもヒットチャート系のJ-POPや松田聖子とかイルカとかも好きで良く聞いてた。

でもその時は歌と言うよりドラムやベースを聞いてた。というより自然とそこが耳に入ってきてた。



ちょうどその頃にたまたま地元のCD店で買ったCDでネオクラシカルというジャンルに出会った。

衝撃だった。。今までの音楽生活の中でうけた事のない衝撃だった。

いうまでも無い。元々、ロックが好きでクラシックも好きになった頃にその二つが融合されているネオクラシカルというジャンルに出会ったのだから。

その名はイングヴェイマルムスティーンである。今はもう酒でおかしなミックスになっているが当時はマジですごかった。



まさに電光石化のクラシカルフレイバー!楽曲展開やベースラインもカウンターライン等の音楽的手法が盛りだくさんだった。

ハーモニックマイナーとブルージーなタッチも8:2位の割合で融合しsus4を上手く入れしめていくといった展開が完璧で実に心地のいい音楽だっ

この頃も歌というよりテンション、♭5、ハーモニック、H.m.P.5↓、ペンタ、対位法のような響きやラインばかりが自分の耳には入って来てどうやって構成してるのだろうと研究してた。

作曲者とは音楽のジャンルを超えてこういう会話も出来るので楽しい。



話は戻って、高校生の時、バンドへ入ってほしいと全然知らない人からスカウトがあった。

モテそうだしちょっとやりたいなと思ってたのですぐにやった。

後から知ったのだが地元では名の知れた人達だったらしい。

高校の時は実際バンド等やってたので数々のイベントを開いたり参加したりして演奏、作曲に夢中だった。とはいえ、高校の頃は洋楽のコピーが多かったかな。ラウドネス、メタリカ、インペリ、ハロウィン、等・・色々やったなー

地元ではそこそこ弾けてたのでいっぱいバンドへのオファーがあったが気の合う仲間とやってる方が良かったのでずっとその人達とやってた。

気の合う野郎どもとのバンドは楽しかった!実に楽しかった。人間同士の空気感がピタっと合ったときは鳥肌もんだった。

電子ミュージックの世界はテンポテンポという人が多い。テンポがとれる!とか。。

テンポは世界中誰でも取れてるのでそんなにいう必要はないのだが。。

音楽にはもっと大事なリズム感というのがあるんだけどね。でもアマチュアはリズム感の意味を理解していない人が殆ど。。



自分はあまりループ音楽というのはそんなに聞かない。

カッコイイとおもうのもあるが音に感情が無い、リズム感が機械的というのが聞いてて物足りなくなる。

人間味を出すといった最近のシーケンサーの機能も向上してきたが所詮子供騙しのクオリティにすぎない。

プログレッシブやクラシックが好きなのでコード感や展開がないと物足りないというのもあったり。でも嫌いでも無いけど。

自分のクラブ系の曲を聴いても分かると思うけど展開が多いと思う。ループ音楽が好きな人には違和感あるかも知れないけど、

そもそもジャンルが違う。

影響を受けてきたものをそれぞれ取り入れ音楽的にプログレッシブに展開させている結果。

最近ではそういったクラブミュージックも結構売れているらしい。

わかり易いからだろうか。



ま、色々とあって高校を卒業して音楽学校に入った。

所詮学校なので大したことは学べないのだが色々と経験や知識にはなった。

音楽学校では作曲やレコーディングエンジニアの勉強や理論等を学んだ。

バンドや楽曲製作などもやった。

高校の頃から合わせると5年くらやったバンドではメチャクチャ学ぶ事が多かった。

ステージという事だけではなくやはりアンサンブル感とPA部分が一番勉強になった。

音楽にはどのジャンルにもアンサンブル感が一番大事でこれは実際人間同士で演奏している経験がないと中々分からない

ものだと思うのだけど、重要だわ!やっぱり!

DTMオンリーで恐いのはそれが身に付かない事。



ちょうどこの頃(1998年頃)からDTM(CUBASE VST)を始めた。それまではQY700やMD8を使って作曲していたので作曲がすごく楽になった。

でも今思えばSXや今のCUBASEと比べると使いにくい。。

あと、当時はハードディスクの容量とメモリに苦戦してた(苦笑)

今の子達は環境に恵まれていると思う。

その半面、プラグイン等、便利になった分、音の本質を知らずにやってる人達は多いんだろうなって思う。

ほんと80年、90年台のCDのミックス技術はすごい!勉強になる。今みたいな録音環境やマルチコンプとか無い時代にあの音!

もはや当時の人達のEQ、コンプ技術には追いつけないだろう。

最近の環境しか知らない人達は当時の音源を汚い、しょぼいっていう人も多いけど裏返せば音の本質を分かっていないのでなんか切なくなる。

ただ便利になった分、だましだましで誰でもわりと作れたりしてしまうのだけどさすがに経験者の耳はだませない。大体ギターとか何でもそうだけど最初の10秒聞けばその人がどれくらい演奏、作曲、ミックスをしてきたかが分かるので最後まで聞く必要は無い。

”フェイクミュージック”と呼ばれなくなるには最低10年くらいは経験が必要だと思う。ギターのコンパクトエフェクト(小さいやつ)ですら、1つ使いこなすまでに10年かかるといわれている。ま、色んな経験してきて分かってる人はそりゃそうだよっていわれるかもだけど。

で18歳の時にとある場所でkellyと出会う。この人は僕の音楽の神であり師匠である。

こうも違うものかと格の違いに音楽が嫌になった瞬間であり、音楽の奥深さをより知りたいと思った瞬間だった。

当時の俺は結構演奏やバンドや作曲もやっていたのでわりと音楽わかってるつもりだったけど、何にも分かってなかった。ホントつもりだった。

あの時の衝撃は今でも覚えてる。

そう思えば音楽学校の先生のしょぼさは。。教科書の事しか学ぶこと殆ど無かったし。。やはり格の違う人は違う!

この人に出会い教えてもらった事で自分の音楽クオリティや考え方が格段に上がった。本当の音楽を知った。

でもそれは君が多くの活動、実行しているからだよと言ってくれた。確かにそれまでの経験が無い状態で音の事

教えられても何も理解できなかったと思う。

今度、東京に来るので見に行こ。



学校卒業する頃にはすでに100曲以上は作曲してたかな。当時の曲を全部出したいのだが

2、3曲くらいしかPCに入れて無いのでまたいつか。



それからは色々と仕事でやったり、色んな人に教えたり遊びでやったりとほんと色々やった。

もうルーツの話はだるくなってきたので続きはまた。







最後に音楽歴は何気に長く色んな経験をしてきて、ホントたくさん色んな人達を見たり教えてきたりしている経験の中で思い確信している事。

3,4年前にとある場所で教えた事だけど今でもやっぱりそう思うので当時の引用から。





①現場(プレイヤー)や音を良く聞いている事と、作曲、ミックス作業は

全く違う経験と知識が必要という事。

何故かプレイヤーの経験と作曲、ミックスの経験を一緒にして勘違いしている人も割と多い。。

ここでいうミックスとはクラブミュージック等をつなげて作るミックスとは違う。作曲の時の一つ一つの音を作り仕上げていくミックス作業の事。)



②作曲、ミックスはどうしてもセンスだけでは通用しないので経験年数、しっかりとした知識が必要。

素人に聞かす音でも優秀な人で最低5年以上は経験と知識が必要だという事。

電子音系ならそこまで知識が無くてもちゃんと作れたりするので5年くらいでいい感じになる人もまれにいるけどまー滅多にいない。

J-POPのようなプロの楽曲構成の世界では10年以上は最低でも必要。これは10年やれば始めて意味が分かります。更にゴールの見えない奥深さも。



経験値がある人が作り仕上げている音は想像以上に色んな事を考え全て計算しつくされている音であるという事。これは素人には色んな想定がはっきりと頭の中に流れないので説明しないと気付かない。素人で無い人は分かるので説明するまでも無い。



④単純に小さな事でも質問が多い人は確実に伸びる。

質問が無い人は確実に伸びない。5年後音を聞いて成長している人を見たこと無い。



⑤人に聞いてそれを実行して試す人は確実に伸びる。聞いただけでそれを自分の知識にしている人はもはや終了。



⑥曲のジャンルや展開、楽曲性などはただの好き嫌いなので大した問題ではない。

大事なのは自分が出したい音がそのまま出せ楽曲に反映出来ているかという事。



⑦音楽理論は無くても曲は作れるが、理論があればもっといいのが作れる。

音楽理論はもっといいものを作れるといった手段の一つである。その事をどうとらえるかは人それぞれの自由である。



⑧音楽にはアンサンブル感が無いとつらい。

エクスプレッション、ベロシティの違いだけでも曲を180度変える程の重要さを忘れない事が大切。



⑨耳を良くしたいのならClub系ミュージックは控えよう。耳が悪くなるので。これは色んな所で良く聞く言葉だが共感できる。

やはりPOPSやジャズ、クラシックといった生楽器系のエンジニアのミックス技術は強烈。

でもPOPSとかも悪いのもあるので。

エレクトロ系の場合安室クラスでも毎回ミックスとマスタリングをする発注先が違うのか?という位、異常にバラつきが激しい。ビジネスの世界だからしょうが無いのだろうけどトップアーティストなのに。。

宇多田は意外にそろってる。宇多田自体音を理解し耳がいいので自分の出したい音が分かっているので近づくまでダメ出ししているのだろう。

J-POPでも洋楽でも汚いのは汚いし綺麗なのはバカみたいに綺麗。

J-POPといってもエレクトロ系は意味ないので。ああいう音を作ってる人はちゃんと音を理解したうえであえてああいう売れる音のミックスに仕上げてるのでそのまねをしても。。

常に最先端の売れる音を聞き分けられる事が重要。



⑩作曲が終わった後、ミックス、マスタリング前の曲とミックス、マスタリングした後の曲で10倍以上カッコ良く聴こえていなければ失敗と思いミックスからやり直しましょう。それだけ変わるのがミックス、マスタリング作業という事になり、そうでなければミックス、マスタリング作業とは言わないので。

曲を壊すも生かすもミックス、マスタリング次第という事。それ以前はただの作曲なので。



⑪マスタリングエンジニアは曲の心臓部のようなもの。ここで壊されているミュージシャをたくさん見てきました。人によって全く違う音が作られるのでいかに自分に合ったいいマスタリングエンジニアを見つけ手に入れるかが完成度に左右する。



⑫リズム感という言葉を理解していない人が多い。

リズムがとれるのはテンポをとる事と思っている人が多い。

テンポがとれるというのは世界中誰でもテンポは取れるので。

テンポの中に自分のリズムを作ることをリズム感という。

分かりやすくいうと自分のリズムの中で裏の拍、裏の裏も3連の裏の拍も体がはっきりと自然に感じ取っていなければ、

ズム感は全く持っていないので自覚しましょう。

”はっきりと感じ取れている”という事が重要。そうでなければ普通に素人でも取れているリズムの部分だけなので素人と同じ状態なので

自覚し、今一度しっかりとリズム感を身につけましょう。



⑬1年やれば1年の音。5年やってれば5年の音。10年やってれば10年の音。30年やってれば30年の音が出せます。

逆にいえば1年やっていない状態で1年やっている人の音はまず出せません。

ピアノやギターやバイオリンやボーカル等と同じように。

でもちゃんと理解してやってる人とそうでない人がいるのでそれは2、3年で差が大きく出てきます。



身近でレベルを上げたいトレーニングは今まで聞いてきた曲を聴くときに、いつもとは違う箇所(音)を聞く事。ボーカルや全体だけ聞いてるのでは無くベースだけを集中して聞くとか、ハットのみを集中して聞くとかそれぞれのラインの動きだけを聞くとか。

1曲につきそれを全パート分行いそれぞれの曲に対する貢献度を考えてみる。分からなければ分かる人に聞いてみる。

そうする事によって楽器構成力が付いてくる。

そのうち聞こうとしなくてもすべての音が鮮明に聞こえるようになるので。

これも聞こえていると軽はずみにいう人がいるがそれはただのつもり。

聞こえているという事は=プロの音が作れるという事。

そういうプロの聴き方をしていくというのが重要。



⑭とはいえとにかく楽しんでやり続ける事。音楽は楽しむ事が一番重要でいいものになっていく。





師匠には今更何言ってんだよって言われるな。