“食品ロス”世界一は、アメリカだと勝手に思っていたが、不名誉にも日本が一位だった!「廃棄大国日本」!!!

・アメリカ3300万トン(1人当たり105キログラム)

・日本1940万トン(1人当たり152キログラム)


日本は世界中から5800万トンの食品を輸入していて、そのうち1940万トンを捨てている。


全世界では、食品3分の1が捨てられている。

世界で廃棄されている食品は、年間約13億トン。

日本の食品ロスの状況 は、

●食品ロス量は年間646万トン(平成27年度推計)≒国連世界食糧計画(WFP)による食糧援助量(約320万トン)の2倍 

●毎日大型(10トン)トラック1,770台分を廃棄 

●年間1人当たりの食品ロス量は51kg ≒年間1人当たりの米の消費量(約54kg)に相当 

毎日ごはんお茶碗1杯分を無駄にしているという計算。


・規格外の廃棄

・日本の食品業界の“3分の1ルール”という悪しき商習慣の廃棄

・ダイエットの為のライス残しによる廃棄

・恵方巻きの大量売れ残りの廃棄

・飲食店の突然キャンセルによる食品廃棄

などなど様々な廃棄。


▪️世界の施策。

アメリカでは、食べきれなかったフードは持ち帰りドギーバッグ(食べ残しの持ち帰りが恥ずかしいので、自宅で飼っている犬のエサにするという建前で持ち帰ったためドギーバッグと言う)


フランスでは、世界初の「食品廃棄禁止法」が大型スーパーに対して2016年に施行され、売れ残った食品の廃棄は禁止されています。


デンマークでは、包装に傷や汚れのある食品の専門スーパー。


スペインでは、地域ごとに「フードシェア連帯冷蔵庫」と呼ばれる、地域共有の大型冷蔵庫を設置。

一般家庭や飲食店から出る余剰食品、もしくは賞味期限の近づいた食品をこの冷蔵庫に入れ、貧困者の手へ渡るようにした施作。 

レストランで食事をして余ったら食品を持ち帰ってフードシェアに入れることもある。


イギリスでは、レストランなどで売れ残ったメニューを袋詰めにして道路に置いておきます。それをホームレスに無料提供している店がある。食品ロス対策と生活困窮者を支援する取り組み。


オーストラリアでは、すべて賞味期限間近の食品ばかりのスーパー。すべて無料で提供で、寄付をお願いするシステム。


日本企業の施策

・TABETE(タベテ)

・Reduce Go(リデュースゴー)

・株式会社アイル「VEGHEET


食品ロスの影には環境破壊、資源の枯渇、そして貧困改善の停滞など、様々な問題も絡んでいる。


★SDGsを考えつつ、次の世代のために何か一緒に行動を起こしましょう。考えます^ ^



食品ロス削減関係参考資料 (平成30年6月21日版) 

消費者庁消費者政策課 

https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/information/food_loss/efforts/pdf/efforts_180628_0001.pdf


画像:農林水産省 飲食店等における「食べ残し」対策について