コンビニ弁当。

500円とするならば、そのメニュー構成の中で、そのお弁当を作る会社にいくらで卸さなければならないかを計算します。


コンビニで500円の弁当はお店で40%の利益を取ります。


500円×0.6=300円

配送費、本部経費で20%。


300×0.8=240円


この計算から240円でお弁当を作る会社がコンビニに販売しなければいけません。

お弁当会社の利益は50%(ご飯と具材加工費と配送費)必要なので、


240円×0.5=140円


さらに、冷凍食品や佃煮などの加工品を使うのでこれらのメーカーはその製造費、配送費を引くと原材料費はその40%くらいになります。

140円×0.4=56円


これはざっくりの計算ですが、今までの計算から500円のお弁当を作るには56円の原材料しか使えないのです。

売価の11%!


ハンバーグでいえば表に出て来ないようなハネ肉、肉に代わりに食感の近い大豆タンパク、

安いパン粉、安い油、安い玉ねぎ、そして食味改良材、乳化剤、増量剤目的の食品添加物。


油は遺伝子組換えの大豆かコーンか菜種を使うしかない。

パン粉も安い小麦にトランス脂肪酸、大豆タンパクは遺伝子組換え大豆油の搾りかすから作るしかないのです。


引用:

業務用の冷凍食品の会社に務めていた、

ハーモニック・ニュートリション代表の滝野清氏