湊かなえさんの『告白』という本を読みました。
1年前だかそれ以上前だか、
この本が何かの賞を取ったというのを新聞で読み、
それが面白そうに感じたのでずっと覚えていました。
そして文庫化したら買おうと思って文庫化を待っていたところ、
文庫化されていた、ということで購入した本です。
この本は、ジャンルで言うと「ミステリー」なんですけど、
その中でも、推理小説であって推理小説でない様な複雑な無いようです。
その理由は、
元の事件の犯人は割と早めにわかっちゃうからなんですね。
その後は、
いろんな視点で話が進められ、
事件に関する周りの話が見えてくるんです。
事件に対して証拠を探して、犯人を探してっていう展開とは違った流れなので、
違和感があり、それが面白いっていう感じです。
この本の映画が近々公開されるみたいで、
本の最後に監督のインタビューが載っていました。
監督は脚本を書くために何度も読んだらしいのですが、
その度に新たな発見があり、
登場人物の感情も最初とは違う読み取りができたみたいです。
さすがに同じ本を何度も読みたいとは思いませんが、
深く内容を読み取れるのはうらやましいなぁ、と思いました。