2週間前呼んでくれた50代のお客様がまた呼んでくれた。
何が良くて呼んだんだろう。
ともかく、指名が入れば取り分が多くなるし、
知った顔の方が、まぁやりやすい。
名前と顔が一致してるお客様ならさらに良い。
私は気に入った人しか覚えないから。
今回は覚えていないひと。
部屋に入って、あぁ、この人ね。
ようやく思い出す、前回の事を。
自分の父親の年齢を越えた人を相手にするのはやっぱり抵抗があり、
娘がいるんだよ、なんて言われたら背中がザワザワする。
背の高さはわたしの肩ぐらいで確実にメタボリックシンドローム。
50代になれば隠せない、
年齢を重ねれば重ねるほど強くなる独特の匂い。
それでも私は、嫌な顔もしないですべて済ませたんだと思う。
指名するのは初めてだよ。
照れながら私に言う。
風俗嬢の気を引くためにそういう台詞を吐く輩はたくさんいるから、
そんな言葉ほとんど信じないけど、この人は本当なのかもね。
仕事だからって受け入れられない人もいる。
頑張っても笑顔が歪む、そんな時だってたくさんある。
それでも私は受け入れたから、この人は呼んだんじゃないかな。私のこと。
でもできれば、次の指名まで時間をおいてください。
たくさん呼ばれたら、多分嫌な顔してしまう。