ヴィクトリアマイル 予想 | プリわんのお馬な日常

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◎スプリングサンダー
○アパパネ
▲フミノイマージン
△オールザットジャズ
△ホエールキャプチャ
△ドナウブルー
△マルセリーナ
☆グランプリエンゼル




女傑ブエナビスタがターフを去り、現役最強牝馬のバトンを受けたのが昨年のヴィクトリアマイルで同馬を負かしたアパパネだ。叩き台のレースで足慣らしをし、本番のGⅠできっちり勝ちきる仕事人ぶりはさすがのものである。


しかし、そのアパパネもそれ以来勝ち星がない。激戦の後で臨んだ安田記念は牡馬との戦いで苦しかったのは事実だが、府中牝馬Sの惨敗は首をかしげるもの。叩き2戦目の本番という得意パターンだったエリザベス女王杯は、距離によるところがあったにしても根性が見られなかったし、香港遠征でも何もできずに終わってしまった。


精神的にやや疲れがあるのかと勘繰ったがゆえに叩き台となった阪神牝馬Sは注目していたのだが、7着に敗れてしまった。もちろんバテたわけではないし、勝ち馬と0.4差なら悲観するほどではないが、強いアパパネなら最低でも掲示板は確保して欲しかった。


能力は間違いなく最上位で、去年よりいくらか楽なメンバー相手ならあっさり勝ってなにも不思議はない。ただ、それでもアパパネの絶対的な強さが見られるかといわれると…限りなく本命に近い対抗として扱わせていただきたい。


昨年のヴィクトリアマイルで大外からブエナビスタに次ぐ上がり34.2の末脚を披露して0.4秒差まで詰め寄った◎スプリングサンダーの末脚に賭ける。当時は完成前で落ち着いて走るのに苦労していたが、キャリアを重ねる毎に軸がぶれずにまっすぐと伸びてこれるようになった。得意条件で一番人気に推された前走の阪神牝馬Sでは、強気な競馬が裏目に出て最後は脚色が一緒になってしまったが、この馬本来の脚をためる競馬ができれば確実に伸びてくる。1ハロンの距離延長が嫌われているのかもしれないが、心身ともに充実している今ならこなせるし、去年と同じ直線勝負の競馬をすれば、十分勝ち負けになるだろう。明らかに以前とは馬が変わっている。


対抗はアパパネ。実力は疑いようがなく、あとは自分の気持ち次第。フミノイマージンは前残りの流れでも末脚を伸ばした東京新聞杯の内容ならここでもしっかり伸びてこれるだろう。ただこの大舞台で鞍上を変えた意図だけは理解し難い。


抑え評価にまわした馬たちも、展開、立ち回り一つで勝ち負けに加われる馬ばかり。充実一途のタニノギムレット産駒オールザットジャズは距離に対応できれば、いつもの切れ味を見せてくれるはず。昨年の牝馬クラシックでは主役の一頭だったホエールキャプチャは、休み明けで55.5キロを背負わされた中山牝馬Sでも5着に踏ん張っている。調教の動きからも叩いた上積みは大きく好勝負が期待できる。

その中山牝馬Sでは見せ場がなかったドナウブルーは瞬発力を生かせるコーナー2つのコースなら巻き返し可能。マルセリーナは府中のマイルで切れ味勝負になれば間違いなく勝ち負けになる。ただこの馬の場合、前走直線でこれまでになくフラフラ走っていたのが妙に気になる。


去年のこのレースで4着に健闘した☆グランプリエンゼル。当時より堅実に走れるようになった今なら昨年以上の結果を期待してもいいかもしれない。