安田記念は3歳馬リアルインパクトが制す | プリわんのお馬な日常

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香港馬2頭を交えて行われた第61回安田記念は、、9番人気の3歳馬リアルインパクトが、猛追したストロングリターンを抑えて優勝しました。鞍上の戸崎圭太騎手はこれが中央GⅠ初制覇となりました。



2着には同じ堀厩舎の5歳馬ストロングリターン、3着には大外から差を詰めたスマイルジャックが入り、1番人気のアパパネは6着、2番人気のダのンヨーヨーは10着に敗れています。






~注目馬の見解~




1着 リアルインパクト



好スタート。外からじわっと前へ進出し、好位でしっかり折り合いに専念。4角では前の2頭を射程圏に入れ、直線でも手応えは楽。いざ追い出されると一完歩ごとに力強く伸び、2着馬以下を封じ込めた。決して楽とは言えないペースを追いかけてのこのレースぶりは強い内容といえる。斤量差を生かした鞍上の好騎乗も光った。




2着 ストロングリターン



1枠だったため終始馬群に囲まれた中団の内を追走。直線は少し内にささりつつ騎手がうまく修正しながら、外のアパパネに併せる形で伸びる最後手前を変えてからさらに良く伸びたが、あと一歩届かなかった。力は見せたし、まだ伸びしろのある馬。秋に大きな期待がかかる。




3着 スマイルジャック



やや遅れ気味のスタートで後方待機を余儀なくされる。じっくり折り合い、直線では大外に持ち出して素晴らしい伸び脚を見せたが、またしてもあと一歩届かず。通った馬場差もあるだろうが、年齢を重ねるにつれてズブさが出てきており競馬が難しくなっている。




4着 クレバートウショウ



飛ばした2頭を見ながら3番手の内を追走。直線も内を狙ったが前が詰まりっぱなしで全く追えず。最後の最後で最内から伸び脚を見せたが時すでに遅し。うまく内でロスなく立ち回れていただけに、消化不良の悔しい内容だった。




5着 ジョーカプチーノ



好スタートからスピードに乗ってシルポートを追いかける2番手。直線でシルポートを交わしてからはよく踏ん張っているが、さすがに速い展開を追いかけた分最後は苦しくなった。力は出し切っている。




6着 アパパネ



パドックではなかなかの気合乗り。ゲート入りを嫌うのはいつものことだが、今回は最初全く動かなかった。まずまずのスタートから先団でスムーズに流れに乗り、折り合いもついていた。直線を向き坂下では前に壁があったが、いざ坂を登り切り前が開いてからはいつもの伸びが見られず、流れ込む形。やはり前走の反動があったのだろう。




7着 リディル



中団の内で脚をためる競馬。直線も同様に内を狙ったがまったく開かず、終始追えずじまい。完全に脚を余す不完全燃焼の内容だったが、力の一端は見せただろう。




8着 シルポート



好スタートから宣言通りの逃げ、同中ずっとジョーカプチーノにプレッシャーをかけられ続け、息を入れられなかった。直線でも本来の粘りが見られず早々に脱落。さすがにGⅠではこの馬の競馬ができなかった。




10着 ダノンヨーヨー



スタートで1頭だけ出遅れ位置取りが後方になり終始リズムに乗れなかった。直線は腹をくくって大外に持ち出し伸びてはいるが、馬場差もあり前との差を詰めることはできなかった。もう少し落ち着いた流れのほうがいいかもしれない。




11着 サムザップ



後方待機策で楽に追走。直線は馬群をさばいてじわじわ伸びたが、上位勢とは差があった。この条件では現状はまだ力不足ということだろうか。




12着 エーシンフォワード



離れた最後方でじっくり待機。直線では馬群の開いた所を狙い鋭く伸びかかったが、内外から挟まれ急ブレーキをかける大きな不利。全くレースにならなかった。参考外の1戦。




13着 サンカルロ



中団でじっくりと構える。勝負所から坂下にかけて外に持ち出したときはかなりの勢いがあり突き抜けそうにも見えたが、坂を登りきるとぱったりスタミナ切れ。1600mも守備範囲なだけに、不可解な負け方。




17着 リーチザクラウン



外枠だったため無理せず馬のリズムに任せた競馬。4角手前で早くも手が動き、直線は見せ場なく後退。最後はふらふらだった。残念だがこのレースぶりでは今後の復活の可能性は限りなく低いだろう。