阪神ジュべナイルフィリーズは関東馬アパパネが優勝。2歳女王に輝きました。
スタートで1番人気のシンメイフジが出遅れる波乱の展開。ダッシュよくジェエルオブナイルが先手を取り、平均ペースでレースを展開。アパパネはちょうど中団でしっかり折り合い、シンメイフジは後方の外、タガノエリザベートは最後方を進み、それぞれが自分の競馬に徹します。
直線では逃げるジュエルオブナイルが外にコースを取ると、開いた内をアパパネが一気の脚で進出。先頭に立つと、後ろから迫ってきたアニメイトバイオとベストクルーズを抑え切って優勝しました。
2着にアニメイトバイオが入り、関東馬のワンツーフィニッシュ。1番人気のシンメイフジは5着でした。
~各馬の見解~
1着 アパパネ
ゲート入りを嫌う。レースではまずまずのスタートを切り、中団で折り合いに専念する。4角で外目をうかがう素振りを見せたが、開いた内に突っ込む。仕掛けられてからは素晴らしい反応で脚を使う。最後まで脚を使って後続の追撃を許さなかったし、強い内容だった。
2着 アニメイトバイオ
前走に比べると比較的前での競馬。アパパネより前で進めたが、勝負所での反応が悪く、その差が出た感じ。最後は差し返す脚を見せているだけにもったいなかったが、力は再確認した。
3着 ベストクルーズ
道中は普段より後ろで脚をためる形。終始内目を突き、直線に入ってからは馬群を割って鋭い伸び脚を見せたが、最後は前との差が詰まりそうで詰まらなかった。一瞬の切れで勝負する馬のようで、小回りコースのほうが合うかもしれない。
4着 ラナンキュラス
中団の内で脚をためる。4角手前で早めに手が動き、直線では伸びかかったところで少し進路が狭くなった。立て直してからは脚を使ったが、最後は脚色が一緒に。今後の成長次第か。
5着 シンメイフジ
休養明けだったが状態は悪くなかった。スタートで出負け。3角で少し順位を上げ、直線で外に持ち出してからは良く伸びたが、展開が影響した。休み明けも多少影響したかもしれない。
6着 タガノエリザベート
例によって最後方からの競馬。折り合いはついていた。直線では大外に持ち出し鋭い脚を使ったが、シンメイフジと叩き合って脚が止まった。現状では勝負根性が若干不足している感。力はある馬だが、追い込み一辺倒な馬だけに、常に展開に左右されることになりそうだ。
勝ちタイムは悪くないので、このレースの上位勢は来春のクラシックでも好勝負できるかもしれませんが、他路線組に大物がいると考えています。個人的には桜花賞がこのレースとほぼ同じ結果になってしまうのはちょっとさみしいですね。
2歳GⅠはまだ未完成の馬が多くいちいち書いているとかなりの長文になってしまうので、見解は5着までの馬とそのほかの注目馬のみとさせていただきます。朝日杯もこういう形になります。