去年、一昨年とこのレースが行われる時点では突出した馬がおらず混戦模様だったが、今年も抜けた存在がおらず、どの馬にもチャンスはありそうだ。
前哨戦となるファンタジーステークスで最後方から一気の末脚で差し切り勝ちを収めたタガノエリザベート。前走は比較的前残りの展開ながら、最後方でじっと我慢。直線で大外に持ち出してからは素晴らしい伸び脚を見せた。おそらく展開云々よりも折り合いが重要なのだろう。外回りコースは直線が長いので末脚は生かしやすいだろうが、流れが落ち着きやすいので、折り合いをつけられるかがカギとなりそうだ。
新潟2歳ステークス以来の実戦となるシンメイフジ。こちらも末脚に長けた馬で、広い外回りコースは大歓迎だ。ただ、今回は4か月ぶりの実戦ということで、実戦感が戻っているかどうかが気になるところ。当日の気配は必見だ。
小倉2歳ステークスを勝ったジュエルオブナイルも同じく4か月ぶりの実戦。加えて2ハロンの距離延長と条件的には厳しいが、小倉2歳ステークスでは先行して外目を回って最後まで脚を使っているし、血統的にも問題はなさそう。体調が維持できれば。
ファンタジーステークスで1番人気に推されたラナンキュラスは巻き返しを誓う。前走はまさかの4着に敗れたが、4角でコース取りに手惑いブレーキをかけてしまった分、勢いがつかなかった。どちらかというと脚をためる戦法があっているようなので、位置取り次第で十分チャンスはある。
函館2歳ステークスの覇者ステラリードはファンタジーステークス6着からの参戦。その前走は折り合いを欠いた上、直線スペースを確保するのに手間取った。休養明けの影響もあったかもしれない。一叩きされた上積みは当然あるだろうし、末脚を生かすにはこのコースもプラス。血統的にも距離延長は問題ないのではないだろうか。チャンスはある。
京王杯2歳ステークスで2着に入ったアニメイトバイオ。未勝利勝ちを境にメキメキと力をつけてきたし、切れも増している。前走もゴール前でさらに脚を使ったし、うまく脚をためることができればここでも十分通用する。
他には抽選待ちだが、ブルーミングアレー、グレナディーンも出走を予定。出走がかなえばこれらの馬にもチャンスはありそうだ。