ダービー馬不在の混戦模様の中行われた第70回菊花賞は、8番人気のスリーロールスが優勝しました。
レースはリーチザクラウンが離して逃げ、アントニオバローズが2番手。スリーロールスはその直後を追走し、アンライバルドも比較的前目での競馬。2週目3コーナーでリーチザクラウンの差が縮まり、アントニオバローズが後退。ヤマニンウイスカー、シェーンヴァルトが進出。4角でアンライバルドが力尽き馬群に沈み、逃げたリーチザクラウンも伸びが悪い中、間を割ってスリーロールスが先頭に。直線半ばで大きく外によれるも、追いすがったフォゲッタブルをハナ差抑えて優勝しました。
今回は1000万特別を勝ったばかりでの出走でした。騎乗した浜中騎手はGⅠ初制覇です。
~全馬の見解~
1着 スリーロールス
好位で前に馬を置き、折り合いに専念。直線ではターフビジョンに驚いてよれたが、立て直してからもうひと伸び。ここへきての充実度は目を見張るものがある。
2着 フォゲッタブル
気合い乗りは抜群。レースでは中団からやや前目で展開。直線ではよく伸びたが、勝ち馬にあと一歩及ばず。瞬発力の差が出てしまった感じ。距離はこれくらいがピッタリ。
3着 セイウンワンダー
ややかかり気味になりながら、中団で脚をためる。4角で外に持ち出し、じわじわと伸びる。距離はギリギリ持ちそうだが、もう少し短いほうがいい。
4着 イコピコ
後方から2,3番手で末脚勝負に賭ける。直線では素晴らしい伸び脚を見せ、1頭だけ34秒台の上がりを記録するも、位置取りが後ろすぎた。まだ成長の余地はあるので、来年に期待。
5着 リーチザクラウン
気合いをつけて前へ。引っ掛かり気味にレースを引っ張る。3角で一度引きつけたが、直線で伸びる脚はなかった。持ち前のスピードで走るにはこの距離は長い。
6着 ヤマニンウイスカー
3,4番手で積極策。3角でシェーンヴァルト共に早めに進出したが、直線では伸びを欠く。距離は若干長そうだが、先の期待できる競馬だった。
7着 セイクリッドバレー
中団で普段通りの競馬。直線仕掛けられてからはしっかり伸びているが、スパッと切れる脚がなく、じわじわと。広いコースのほうが競馬もしやすい。
8着 シェーンヴァルト
いつもより前で積極的な競馬。3角でロングスパートをかけ、スピードに乗ったが、直線では伸びず。距離はもう少し短いほうがベター。
9着 トライアンフマーチ
後方から2番手で脚をためる。スタートからずっとジョッキーが立ち上がるくらいかかって、フラフラする。直線は脚を使っているが、
10着 キタサンチーフ
中団の内を追走。スパートをかけてからは伸びかけたが、最後は脚色が一緒になった。相手が悪かった。
11着 アドマイヤメジャー
中団追走から徐々にポジションを押し上げる。仕掛けに対する反応が悪く、この馬らしい切れも見えなかった。距離が長い。
12着 ナカヤマフェスタ
中団で脚をためる。2週目の坂の下りで手が動き、直線では反応がなかった。距離も合わなかったが、初遠征の影響もありそう。
13着 キングバンブー
後方待機。2週目坂の上りで気合いをつけて前へ進出したが、直線では余力がなかった。距離が長いし、芝も向かない。
14着 イグゼキュティヴ
最後方でじっと我慢したが、見せ場を作れなかった。力の差を感じる。
15着 アンライバルド
パドックから落ち着きを失う。普段より前目での競馬。1週目の坂の下りでつまずきリズムを失い、終始折り合いに苦労する。2週目の坂の下りで既に手が動き、直線ではパッタリ。明らかに距離が長い。
16着 ブレイクランアウト
後方で普段通り末脚をためる。直線では外へ持ち出したが、伸びなかった。距離が長い。
17着 ポルカマズルカ
中団からやや前の外目を追走。きっちり折り合ったが、勝負所での反応がなかった。距離が若干長い気がする。
18着 アントニオバローズ
状態は悪くなかった。終始2番手を追走するが、坂の下りでいっぱいに。やはり喉の影響が大きい。