~皐月賞好走組はフロックなのか!?~
さてさて、皐月賞は前にも書いたがかなりのハイペースだった。そこで、2着以下の馬たちに目を向けてみよう。
2着に入ったトライアンフマーチはデビュー5戦目でのGⅠ挑戦だった。3戦目で初勝利を挙げた同馬は、次走に格上挑戦ながら若葉ステークスを選択。レースでは先行集団に取り付き徐々に順位を上げ、直線では内から抜け出したところをベストメンバーに差されるという内容。抜け出すときの瞬発力は確かなものだった。
ここで権利を取って出走した皐月賞。今まで先行策を取ってきたトライアンフマーチは、スタートするなりすぐに後方に下がった。鞍上が展開を読んだのだろうか。レースはハイペースで進み、先行勢は壊滅状態。4角で軽く気合いを入れて加速させると、直線では大外からアンライバルドを強襲。11/2及ばなかったが、直線フラフラ走り気性面での幼さを見せた。上積みは十分見込める。皐月賞では坂の上りに入って一瞬脚色が鈍ったように感じる。それでも最後は差を詰めているので、もし坂が得意ではないようであったら、早めに坂を上る東京コースは歓迎。決して皐月賞はフロックではないだろう。
3着のセイウンワンダーは2歳王者の意地を見せた。皐月賞では仕掛けどころでの反応が鈍く、トライアンフマーチに一度置いていかれたが、直線ではスピードに乗り3着を確保。最後も長く脚を使っているので、直線の長い東京コースはプラス。また、ラチに頼って走ってきた馬が、馬群の大外を回れたのも収穫。瞬発力勝負では分が悪いので前走のような展開になれば面白い。
この2頭とは逆に4着シェーンヴァルトはどうだろう。共同通信杯で東京コースを経験しているが、瞬発力を欠き、一瞬の脚が使えない。そういう意味で前走のような展開はもってこいだったのだが、それでも最後は伸びを欠いた。現状では力不足の感は否めない。当日の馬場もあまりうれしくないだろう。
16着に沈んだアーリーロブストはあれだけのハイペースについていったのだから仕方ない。今回は初コースとなるが、左回りに関しては問題ないだろう。ただ、どうにも展開が読めないのと、当日の馬場が悪くなれば、特に長所のないこの馬にとっては不利な感。主戦騎手の福永騎手が見捨てたのも気になる。
~展開のカギを握るのは・・・~
スーニがダートで負けるとはだれも思わなかった。それだけに、前走兵庫チャンピオンシップを勝ったゴールデンチケットはダート馬と思われがちだ。しかし、毎日杯は末脚活きる流れだったにもかかわらず、果敢に先手を取り、最終的にミッキーパンプキンに先頭は譲ったが、直線ではしっかり脚を伸ばして2着に入っている。前々走の皐月賞でも、超乱ペースの立役者になりながら、2強には先着している。力はここでも見劣らない。そして何よりこの馬の動向次第で他馬の動向も変わる。展開のカギを握っている馬だ。
これで全馬の見解は終了です。予想は土曜日に載せるつもりです。