ごはんにする?
おふろにする?
それとも、ご・は・ん?
いつでもあなたといっしょ。
ごはんですよ!です。
前回に引き続き、「まどか☆まぎか」のお話です。
御遊戯台、右上にもある「ジェム」。
正確には何とかジェムと名前があるのですが。
御遊戯台の方では、
「ハマる」、「外れる」など、イヤな事が溜まっていくと、
穢れ(ケガレ)として、このジェムが汚れていき、
当りやすくなったりするようですが。
劇中の方では、
魔法を使う度、このジェムが汚れていき、
「穢れ」が溜まったままにしておくと・・・
えらい事になってしまいます。
どうなるかは、本編をご覧になり、
ご確認下さい。
つまりは、魔法を使うと、この「ジェム」が汚れていくんです。
そして、また、戦える様に、「浄化」という作業が必要なのです。
ある日、ワタクシは、お休みを頂いておりました。
ワタクシの住まいは、
壁が薄い上に、窓を開けていたりするので、
お外の会話が聞こえて来たりします。
疲れていたワタクシは、惰眠をむさぼっておりました。
「これはスゲーなぁ」
「2階の人じゃねぇなぁ・・・」
?少し目が覚めて、時計を見た所、
午後2:30。
寝直す事にしました。
「どうしようもないでしょ」
「1階の兄ちゃんだなぁ・・・」
??何やらトラブルが起こっている様子。
しばらくして、
ガラガラ。
僕の住まいの扉が開く音。
ドスドス。
誰かが入ってくる音。
ガサー。
ふすまが開く音。
親父が入って来ました。
「外の排水管が詰まってるよ!!」
なんですと??
僕の連絡先を知らない近所の人が、
親父を召還した模様です。
しぶしぶ着替えて外へ。
見てみると・・・
どうやら、詰まっているのは
トイレの配水管で。
こういった、
詰まりが発生した時のため、
筒状の遊び、つまり「余裕」が設けられているようですね。
中ぐらいのバケツ程のスペースが。
◯◯◯でいっぱい。
特盛より上って、なんて言えばいいんだ?
そう思ってしまう出来映え。
いい大人3人が引いてしまっています。
僕は、
「道具を買ってくるよ」
といい、近くのホームセンターへ向かいました。
「アレとコレと・・・」
最小限の道具を揃え、
現場に戻ると、
誰もいません。
いったん部屋に戻ると、
慌てて置いていったケータイがなっています。
出ると、親父。
どうやら、汲み取りは終わったから、
あとよろしく電話でした。
ココで、買って来た必殺仕事道具の一つ、
「ひしゃく」が必要なくなりました。
道具なしで、どうやったのか?
なんで、戻るまで待たないのか?
などなど疑問はありましたが、
一つ、かなり重い作業を終わらしておいてくれた事に、
感謝する事にしました。
バケツ一杯の水を汲み、
そこに流してみると、
流れません。
まだ、戦いは終わっていません。
◯◯◯を汲み終わって、底が見えてから、
色々考えたかったので、
道具は最小限。
道具は足りなかったので、
再度、ホームセンターへ向かいます。
必要な道具を揃え、
現場に到着。
そして、しゃがみ込んで、作業を開始します。
すると、
初体験となる臭い。
嗚咽がでます。
まどか☆まぎかでは、
魔法少女は、人間の日常を壊す魔女と戦います。
また、魔女にもレベルがあり、
あっさり、やっかい、超やっかいなど。
劇中では、やっかいレベルの魔女には苦戦したりします。
ワタクシごはんですよは。
居酒屋の経験もあり、
おトイレの対応は人よりなれたものだと思っておりました。
その自信は木っ端みじんに砕かれました。
「水で薄まったものを対応して、何いい気になってるのかしら」
そう言われているような気がしました。
初めて出会う自分より強いものと戦い。
自分一人でやらなくてはいけない。
初めて味わうダメージ。
魔法少女の気持ちがわかりました。
「夜になるまでにカタをつけなければ。」
魔女が強くなってしまう・・・
じゃなくて、辺りが見えなくなってしまう前に。
魔女との戦闘中音楽が頭の中に流れます。
流れた・・・。
間に合いました。
片付け、ウイルス予防に消毒を済ませ・・・
完了。
勝った・・・魔女に勝ったのねアタシ。
風呂。洗濯。身の回りはキレイになったけれども。
僕のジェムは汚れたまんまです。
また一つ、魔法少女の気持ちがわかりました。
今後、「超やっかい」な魔女が出て来て、
戦わなくてはならない時が来るかもしれません。