優しく、でも冷酷に
悲しく、でも微笑んで


この夏の暑さの中で
見上げる星空、雪が舞う


あのメロディは


もう聞こえない



残酷に、でも親密に
冷静に、でも慈しむ


この騒がしい街角で

雪の眩い光が溢れる







永遠…










あのオルゴールが止まってから、どれほどの時間が経ったのだろう。


この場所に来てから何が変わったのだろう…。





街での生活を夢見て、独り家を飛び出した昨日までの日々。


たくさんの人との出会いと別れ。

人の人生の何倍ものスピードで、通り過ぎてきたような。


母が誕生日に、買ってくれたオルゴール。


母が居なくなった時、ずっと握りしめていた。


ネジを巻くのが怖かった。

音を出すのが辛かった。


それでも優しかった母は、微笑みながら頷いて。


そんな夢を見た朝に、初めて奏でたオルゴール。


心の中で、何か温かいものが芽生えたあの頃。




私は…











close to the end…








寒さに震えた小さな身体に、優しく降り積もる真っ白な結晶。



行き交う人々は気付かない。


さっきまで動いていたオルゴールが

止まったことに。






Tears in broken eyes…






夢の中で、きっと幸せ。


だって


最期まで微笑みながら…

眠るように…





Luminous smile never end,forever more


Crystal snow will bring the promise land







Rest in peace


Fly away to the heaven's above






オルゴールの音が


聞こえる…