多種合流
久しぶりに、昼も食わんと仕事をしてみると、反動で夜はがっつく。
腹はもたれるわけで科学的根拠なしに不健康がわかる。
そんな時に限って、背脂たっぷりのラーメンが食べたくなる。
ラーメン二郎には行ったことが無いけれど、昨日の晩に友人へ電話をすると「ラーメン二郎が美味い。行きたい。」と聞いて、少し憧れる。
昼抜きで腹の虫がせがむ様に音を立てていたら、さぞかし腹具合の悪そうなものだが、そんな時のビールとラーメンは美味いわな。
昨晩はラーメン二郎が何処にあるかよくわからないもので、駒方どじょうの近くにある、喜多方ラーメンを食べに行く。
店に入ると元気の良い挨拶。店員さんに促されて少し奥の席に座る。他にお客さんは一人、二人といったところ。
しばらく気づくことが無かったが、席を案内した店員の女の子は中国人で名札を見るまで日本人と思うほど日本語が上手かった。教育として日本語を学んでいるので型にはまったきれいな日本語だった。
「レモンハイはありますか」と問えば、「レモンハイは御座いません。ウーロンハイとビールはご用意しております」と返ってくる。一瞬だけ、ラーメンらしくなかった。
チャーシュー麺を頼んでしばらく、机に置かれたラーメン丼を見て驚く。
麺がチャーシューの行列で見えない。言葉には出さないが、間違いなく嬉しくてにやけた。
頼んだごはんとあわせて食べる、すする。
普段、自炊なので久しぶりの外食で美味さが増量。
食べ終えて、汗を拭いていると白人の背が高い一人の女性が入店。
これから箸に挑戦してラーメンをすするのかと会計を済ませて思う。
食べている途中に入ってきた男二人が会計を終えて外へ出ようとしたところ、ヒンディ語で会話。
あんたらインド人だったのかと振り向く。注文は中国の女の子に負けないぐらい美味いし、だるそうにしゃべる感じがいかにも日本のサラリーマンだった。しかし、インド人だろう。よく観ると浅黒い顔に彫りが深い、鼻が高い。
ラーメン屋で色んな人種と出会う珍しい日だった。
帰り道は日本人としか出会わなかった。