でりの気まぐれ日記 -13ページ目

まずは…

とりあえず、前のエボⅤが標的


新型インプと、このエボⅤはドライバーは女性


女性と言っても運転暦は長いし、腕は一級品。


抜くことは容易ではない。


言っちゃ悪いけどさぁ~

こんなことしていないで、早くお嫁に行ったほうがよいと思うんだけど(笑)


ブレーキングで差をつめようと思っていたけど

思ったほどつまらない

ヤバイっ! タダメシどころかこのまま終わりそうな感じがする。

このままだと、ヒルクライムとは言えオイラより3人速いやつがいる

チーム内のランキングが下がってしまう。


なんて思っていたら、オイラが限界のブレーキングをしているのに

エボが、さらに上を行く

「いくらなんでも無理だろう」

サイドを引いて、ドリフトしようとしているのか?

違うっ!明らかにオーバースピードだ

アンダーを出した瞬間に抜けた

尻を突っつかれて、プレッシャーでもあったか?

オイラの場合は、お尻大好き人間だからなぁ~(笑)

らっきぃ~♪

これで、ポディウム決定だっ!


よっしゃっ! タダメシまであと2台

くそっ! 嵌められたっ!

駐車場からの出発は、結局ビリ…


謀ったなっ!リーダー!(byガルマ)


上等じゃないかっ! 全部抜くぜっ!


ありえないような速度で、一般道を走る


とりあえず、ホームまでは数台抜く


ナビ席をみると、Aちゃんがフリーズしている(笑)


何か言われると集中力がなくなるからフリーズしてもらったほうが良い。


ホームのヒルクライムに突入する…


前に走っているのは…

32とインプとエボⅤの3台のはず…

全部幹部の連中…

と、言うかこのレベルでは、着いてこれる若いやつらはいないだろう



コーナーの出口と、次のコーナーの間で見えたっ!


トップは32のリーダー

次が、オイラが2連敗した新型インプ

3~5秒遅れて、エボⅤ

さらに、5秒ほど遅れてオイラ…


トップまで10秒前後か…

先頭の2台はバトル中だしタイムは落ちるはず

追いつけないタイムではないな


絶対、ただ飯を食うぞっ!

え゛ー ここから使うのかよっ!

リーダー曰く…

「少し時間早いから、頂上(うえ)まで一回行ってみる?」

「おーっ!」(オイラ以外)

まぁ、付き合いは大事だししょうがないか…

なんて思いながら車に乗る

Aちゃんも、もちろんオイラの車で来たのだからナビ席に座る。

「ネタは落ちていないからね」と言いながら助手席を見ると…


隣に停まっている合コン参加メンバーが4点ベルトを締めている


ここから使うのかよっ!

見てはいけないものを見た感じで、自分の眼を疑いながら右側を見てみる

やはり、4点ベルトをしている


4点ベルトをするということは、いきなりマジ?

確かにホームの頂上まで行くとは言ったけど…

行くまでがバトル系?

そんな時に携帯がメールの着信をする


「トップが無料、一番ビリは、支払いが倍ね」


え?行きたくない合コンに行かされ、ビリになると支払いが倍?


嘘だろっ!

「Aちゃん4点してっ!」と言う

「はぁ?」とAちゃん

「いいから、早くっ!」


トップの人たちは駐車場から出て行く

完全に出遅れたっ!


ヤバイっ! 倍払いは絶対に嫌だっ!