いじめって・・・ | でりの気まぐれ日記

いじめって・・・

「いじめ」と言うのは、どこの世界にも今はあるのかもしれない。
娘は、いじめる方でもあり、いじめられる方でもある
自分より弱いものには強く、強いものには弱い…
親でありながら、情けないと思ったことも多々ある。
どこでどう育て間違えたのか、今でも不明である


この前、何気なくみていたCATVで外国のエピソードがやっていた
その内容は、クラスメートの一人が癌になってしまう。
クラスのみんなは、毎日誰かしらがお見舞いに行き
今日は、こんなことがあった、授業はこうだったよ、宿題は…
と、告げていくのである。
癌の男の子は、抗がん剤のため髪は抜けていき、苦しさに絶えているのだが
クラスメート全員に支えられ、ようやく癌を克服した
そして、学校に復帰すすると…
クラスの男の子全員が癌と戦った男の子と同じように
頭を坊主にしている。
「一人だけ、坊主だといじめられるからみんな坊主にした」とのこと。


担任の先生が、授業を時間をつぶしみんなで今何をどうすればよいのか
と、言うことを子供たちに討論させていたのである。
毎日お見舞いに行くのも子供たちが考えたものであり、
「今、ベストを尽くす」と言うことをみんなが協力した結果だった
実際には、男子だけではなく、女子もみんなが
坊主にするつもりだったらしいのだが
流石に、担任の先生が止めたらしい。
このことで子供たちは色んなことを学んだと思う。
確かに授業は少し遅れていたであろう。
しかし、それ以上のものを子供のうちに学べたと思う。
そして、学んだことは大人になってから経験となり役に立つはず。


こういうことを経験させるようなことを賛成してくれるような
教師や保護者ばかりなら、いじめもなくなると思うのだが…