これらが原因になるほか、特に疾患がなく原発性全身性多汗症になる人もいます。

では、多汗症がどうか、どのように診断されるのでしょうか?
汗の量が多い場合は、見たり手で触ったりするだけで多汗の有無を判断可能です。
治療効果を判定したい時には、ヨード紙に汗を吸い取らせ、青紫色に変色させたり、発汗記録計を使ったりして、汗の量を測定します。
全身性多汗症の場合は、その原因となっている病気を探します。
例えば、甲状腺機能亢進症が疑わしいケースは、甲状腺機能検査を行います。
また、褐色細胞腫(かっしょくさいぼうしゅ)が疑わしいケースは、尿中のカテコールアミン代謝産物を測ります。

また、多汗症と診断された場合、どのような治療が行われるでしょうか?
多汗症の治療法は、外用薬治療を使うケースと、水道水イオントフォレーシスという方法と、また、交感神経切除治療などが考えられます。
治療には必ず長所と短所がありますので、これが多汗症の決定的な治療法だと言うものはありません。
ケースバイケースで治療法を使いわけています。

外用薬は、塩化アルミニウム液、また、塩化ベンザルコニウム液が使われています
外用薬は日に1回、就寝前に患部に使います。

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