これは我が家が中学受験を志し始めた頃、情報収集しようと夫と訪れた私学フェア会場でのことです。


学校パンフレットの入手が主な目的でしたが、いくつかの学校ブースで先生方に直接お話を伺うことができました。


この時、後に双子の進学先となる学校のブースにもそれぞれ立ち寄っているのですが、その頃は両校とも偏差値的に全く届いておらず、話を伺うのも申し訳ない気分だったのを思い出しますほっこり


今日はそのうち、娘の現在の進学先(女子校)の先生にお聞きした話をご紹介したいと思います。


『いじめはありますか?』(単刀直入)


→先生のご回答は以下です。


無いとは言えません。受験を終えて入学してきた生徒の中には、受験生時代の競争意識を引きずったまま入学してくるお子さんがいて、ギスギスとした空気を振りまきトラブルの元になることがあります。例年入学したての中1が一番トラブルが多いのはこのためです。


中2、中3と学年を追って落ち着いていき、高校生になると本当に皆和気あいあいで、全くと言っていいくらいこの手のトラブルは無くなります。


もし学内でいじめの芽を見つけた時は、複数の教職員が連携してどんな手を使ってもその芽を完全に叩き潰します。早いうちに手を打てば、大きなトラブルになることはまずありません。


最後に『叩き潰します』とおっしゃった時の先生の目には強い光が宿っており、大変頼もしかったです…。娘をお預けするのにこんなに安心なことはないと、思いました。


『校内で学業優秀な生徒さんはどんなタイプのお子さんですか?』


→先生のご回答は以下です。


成績優秀者は、塾に行かず学校の勉強をきちんとやりきっている生徒です。

塾に行っている生徒の多くは、学校も塾もどちらの勉強も中途半端になり、成績が伸びません。


星星星星星星星星星星星星星


対応下さった先生は数学科の男性の先生でした。

2つ目の回答はちょっと意外でしたが、先生がかなりキッパリとおっしゃっていましたので、お言葉は心に強く響きました。

それだけ学校のカリキュラムに自信をお持ちなのだ。ああ、こんな学校にご縁をいただけたらいいなと思いました。


(他にも伺いましたが、殊に印象に残った質問は上記2つでした)。


丁寧なご回答をいただいたこの女子校に夫婦で大変好感を抱いたのは言うまでもありません。


しかし、最初に述べましたようにこの頃は成績が全く及ばず憧れレベルだったこと、また双子が共学志望だったこともあり、後に娘がご縁をいただくことになるとは、夢にも思っていなかったのです。


では、進学してみてどうか、ということですが、いじめに関しては先生のお言葉に偽りは無く、入学以来、いじめの話を耳にすることすらありません。


周囲にはご両親の愛情いっぱいに育まれた穏やかで優しいお嬢さんが多く、娘は本当にのびのびと学校生活を送っています。


勉強に関してはまだ良く分かりませんが、今のところ我が家は、少なくとも中学時代は塾無しで頑張る予定ですウインク