3月15日(水) 陸前高田市市役所。 | でらちのおコタ

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ストレス解消などに適当にブログってますのでタグづけなどして見てもらおうと考えてナイぶろぐです。
(。・ω・。)ゞ

岩手県の沿岸南部に生息。なにやらかにやらやってます。

友達の市議さんがFBで載せてたんで
チョトうるっとしたところもあってコピーしてここにアップします。

最大40㍍の大津波で全ての機能が壊滅した町。陸前高田市。

12㍍の防潮堤ができて
10㍍以上嵩上げして
まもなくその上に商店街ができます。

高田小学校は山側にあって校庭から約5メートル高い所に校舎を建てていますが、震災当時、1階まで瓦礫が押し寄せ浸水しました。


当たり前に一人では決まることがないお話、住民投票でない限り見ているしかないんだけど、

どうなるんだろうなぁ。。。


当時の画像と一緒に二千人、二千件、人が亡くなったという命の重さを考えてほしいです。

難しい😣


死ねとか死んじゃえなんてたやすくいうもんじゃないよね。



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本日午後1時から陸前高田市議会本会議にて、市役所位置に関する議案の採決があります。

様々な立場、環境により、算数のようにキッチリした大正解は無いかもしれませんが、私の考え方としては、当局案に反対の態度表明をします。

以下は本日の反対討論です。

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議案第37号、「陸前高田市役所位置設定条例の一部を改正する条例」に対し、採択反対の立場で討論を行います。

先日来、庁舎の建設位置について報道されている記事などを拝見しますと「安全か賑わいか」との比較には違和感を覚えます。

それぞれ、どちらを優先するという問題ではなく、どちらも大切なことであり比較するものではないと考えます。



市街地の活性化には震災前から、様々な取り組みや施策を行って参りましたが、これといった特効薬はなかなか見つけられずにおります。しかし、
その取り組みを続けることが大事なのではないでしょうか。
商工業者の立場。行政の立場。共に手を取り合い、創意工夫をこらし、時にはお客様とともに。
そのようにして賑わいを引き出して行くことが大切であると思います。


今、陸前高田市は震災からの復興・再建が大きなテーマであり、また、市外からの誘客を期待する上でも、全国・世界からの支援やエールに感謝を表す意味でも、私達ができることとして、自然災害に対する構え方や対応の仕方などを発信できるようになることが、今後の陸前高田市全体の役目でもあると考えます。


市長をはじめ職員の皆様、庁舎へ逃げ込んだ市民の方々は、あのとき庁舎の屋上、屋根の上で、もしかしたら次の波で流されてしまうかもしれない恐怖。夜中、真っ暗闇の中、周りで流されながら助けを求める声も聞こえていたことでしょう。
夜が明け、高台へ向かう時には、変わり果てた町、その足下には、多くのご遺体。
そのような光景をどのような気持ちで見られたのでしょうか。



ご自身のご家族。ご両親や奥様、ご主人、そして子供がどうなっているのかもわからないままに、それぞれの役目として、陸前高田市の職員として、直ぐに公務に入られました。


それぞれ、ご家族の安否もわからないまま、行方もわからず、捜しに歩くことにもままならずにいたのではないでしょうか。
そのような中でも、業務につき、私たち市民の、被災した方々の対応にあたって頂きました。


このような状況を経験した皆様が今回の、市庁舎建設位置として、たとえ数十センチとはいえ浸水したところを選定しなければならなかったことは心中穏やかでないことでしょう。


そういう背景には、土地の問題、費用の問題、復興完了に向けた時間、そういった多くの要素を考慮し提案したのであろうと思います。

様々な思いのもとに上程されたと思慮いたしますが、このような辛い体験を後世の陸前高田市民、後輩たちに二度と、絶対に経験させてはならない。

このことを最優先に考えるべきであります。

ある一定の安全性を確保、逃げるという避難。
データは二重三重とバックアップをとり、業務は続けることができるような仕組み作り。このように申しておりましたけれども、避難をするかしないか、と考えなくてはいけない場所に庁舎を設けることが陸前高田市に住む子孫に対し、責任のある正しい選択だとは思えません。


幸い浸水を免れた地域に住む方々であっても、電気や水道、ガスの供給が止まり、食材や日用品の買い物も出来ず、病院もなくなってしまったことにより、多くの不便を強いられた訳でありますが、家族を亡くしたり、家を無くしたりした方々のことを思い、また、市役所の対応がままならないことにも理解を示し、黙っていたことも多くあるのでは無いでしょうか。


本来であればそういった方々への対応も、職員全員が万全の体制であたらなくてはならないはずであり、その為にも職員一人一人が庁舎より避難するかどうかなどと考える間(ま)をなくす必要があります。


費用や使い勝手など、全体のバランスを見なくてはならない。もちろんであります。
ですが、まず最優先されるのは人の命。命を第一に捉え、その他のことには皆で知恵を出し合い、協力し歩んでいく。そういった陸前高田市になってゆくべきであると思います。


以上を申し上げ、反対討論といたします。

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ただ反対してばかりもいられません。
あまり時間は無いですが、今後の対応もしなくては。


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一人の市議さんの表明ですけど、



難しいなぁ。。。


(ー_ー;)