前回のブログでは、
いいねをいただき、またお誕生日のメッセージをいただき、ありがとうございました。
久々の投稿にもかかわらず、覚えていてくださり嬉しかったです。
2月2日の息子のお誕生日は、
家族でお祝いをして
ケーキとお花を注文し、
お絵かき刺繍タオルをプレゼントしました。
当日は3年前のことを思い出し、
お家でゆっくりすごしました。
記事にしたいと思っていましたが、
あれよあれよという間に命日がきて、
3月になり、月のお誕生日を迎えて、
気づけばその3月も終わろうとしています。
今年は桜がはやく、
近所の花も見頃を迎えています。
3年前から、私は桜の花を切ない気持ちで眺めるようになりました。
2018年2月4日、生後2日目。
当時の話を少しだけ。
病院の配慮で主人が前日から病室に泊まってくれたのですが、消灯後の暗がりの中で、2人で話をしていました。
長男の容態は安定せず、
いつ退院できるのか、
先の見通しも立たない中、
「よくなるといいね」とか
「がんばってほしいね」といった
あてどないことを二人で言い合っていました。
私はその時、ふと思いついて、
「あの子と一緒に桜をみたいね」
と言いました。
すると、主人も同じことを考えていたようです。
2ヶ月先に咲く桜を一緒に見に行きたい。
それまで、なんとか生きていて欲しい。
そして、元気になって、退院させたい。
長男の妊娠が分かったのが6月なので、
あの子はお腹にいる時から、
桜の花を知らないのです。
それだけに一層、
長男に桜を見せたい気持ちがわいてきました。
我が子を失うかもしれないという恐怖の中で、
ふと思いついた夢でした。
結局、叶わないまま、
長男は逝ってしまいました。
長男が入院していた10日間は
本当に苦しかったです。
毎日毎日、新しい異常が見つかり、
薬が足され、針が増え、
少しずつ動かなくなっていく我が子を見るのは地獄のようでした。
それでも、長男は生きていました。
どんなに辛くても、苦しくても、
あの子に触れることができた、
あの子を見ることができた。
全てが過ぎた今となっては、
あの時の自分さえも羨ましく思います。
桜は、私にとって、
叶わなかった夢と長男への思慕の記号なのです。
今年は小さな次男をベビーカーに乗せ、
桜並木を歩いています。
来年はきっと、小さな手を引いて、
次男の歩に合わせながら、
ゆっくり花の下を歩くことでしょう。
来年も再来年も、生きている。
そうしたことを、
難なく想像できてしまう自分はなんて幸福なのでしょう。
あの子も近くで桜を見ているでしょうか。
どうか私の大切な子が幸せでいますように。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

