3月に、ヒロが職場を、去った。

禁欲は、続いていたが、ヒロに

会えれば良かった。

 ヒロは、資格を、取る為に専門学校へ

どんなことを学び、次は何を学ぶか

楽しそうに、話していた。

 その話しの中に出てくる青年

日系の18歳の男 もう、名前は、

記憶に無いが、合う度に 名前が、

アマチュアだがボクシングを、

していて、プロを、目指している事

ロサンゼルスに、生家が、ある事

わたしが、知る必要が無い情報を

毎回語っていた。

さすがに、気がつく。

きっと、サインは、送ってくれていた

気がつくのが、遅すぎて。

不信感を抱かれ、4ヶ月交わる事無く

続いていたが、ヒロは、わたしの誕生日

の6月、交わる事を許してくれた。

4カ月振りのヒロ、夢中で気が付かない

ヒロの反応が、鈍い事に、ヒロからの

愛され方が、代わっていたことに。