ミーとは、それ以降会う事なく

ヒロの肉体に、溺れていく。

絶対離さない。彼との時間が、減り始め

ヒロとの交わりが、激しくなっていく。

必要以上に、ヒロの後ろへの

ヒロの感度も増していき、

例を上げ ヒロにカミングアウトする。

彼との事を、中学時代の過去の先輩とし

中学1の夏に、先輩を受け入れた話を

作り、以来2年間、後ろで受け止めてきた

と、その時の感覚が、忘れられないと

話す。 

思いもよらない、返答が、帰ってきた。

恵君も、したの? 

した? 

だから、されるだけでなく、したの? 

と聞かれ、うなずいて返した。

シタコト無いけど、したい?

答る代わりにKissをそこへする。

彼にされた時を思い出す。焦らず

時間をかけて、

その日、ヒロのヴァージンを受け取る。

指で前を、分身で後ろを、ヒロは、

満足した様子で、わたしは、

ヒロの中で果てた。

 それ以降は、けもの? 

終点は、ないのだろう、次々と変わった

交わり方になっていく。情報の収集は、

今とは比べようの無いほど少なかった。

ただ、本能 快楽の追求。