職場からひまわりまで、まるで何かに引き寄せられるように、最短記録で到着。こういう時って不思議と、赤信号や渋滞に出くわさないのが不思議。
息も絶え絶えにひまわりに駆け込むと・・・・意外にもサボテンちゃんは丸いお腹を出して、まったり足浴をしていました。
「あれ~デコポンちゃん早かったね~」
はぁ~間に合った。とホッとした途端、ゲホゲホっと咳き込んでしまいました。自分も妊婦ということをすっかり忘れておりました・・・。
そしたら、サボテンちゃんの旦那さんもひまわりに到着・・・・
「やった~旦那さんより早く着いた」
と意味不明な発言をしたデコポンでしたが、大好きな旦那さんが到着して、乙女な顔のサボテンちゃんを見ていたら、何だかさっきまで出産に立ち会うぞ!!!と意気込んでいたのに、急に私が居るのも場違いかなぁ・・・・と弱気になってきて・・・・今度はサボテンちゃんの母になった気分。旦那さんに任せて私は退散しようかな・・・・と思い始めました。
しかし、照美先生の口添えもあり、結局は立ち会うことになり、サボテンちゃんの旦那さんに、
「私も立ち会って大丈夫でしょうか?」
と聞くと、笑顔で了解してくれたので、今度は急いでキンちゃんを保育園にお迎えに・・・・。
(息子のお迎えをすっ飛ばして、助産院に駆けつけたのもすごいよね)
キンちゃんも、保育園に着いて「サボテンちゃんの赤ちゃんが生まれるよ。急いで。」と声を掛けると、まるで赤ちゃんの兄のように、「急げ急げ~」と自分で言いながら車へダッシュ。
ひまわりに戻って、しばらくするとサボテンちゃんの陣痛にも波が来て、サボテンちゃんの両親や息子のまっちゃんも到着。
役者は揃った
やっぱり赤ちゃんって自分で立ち会って欲しい人を待てるのかな?全員が揃うと、どんどん勢いがついてきて、いよいよ出産。
「さぁ立会いたい人は中に入って」
と声を掛けられ、サボテンちゃんの母、まっちゃんがお産の和室へ・・・。
デコポンは最終的な迷いが出て、ロビーでキンちゃんやサボテンちゃんの父と待機。いくら仲良しでも、家族じゃないのに、やっぱり出産に立ち会うのって・・・
しかし、サボテンちゃんに「いいよ~デコポンちゃんも立ち会って」と言われ、遂にデコポン親子も診察室の中へ・・・・
その3
