昨日はちと疲れた


当店の深夜帯は基本

正社員+2名(パートorアルバイト)で

回しているが


パートのF君が急遽お休みとなり

正社員坂本氏とオイラで

ラスト4時間を乗り切った


F君は今年とーはんを受験する

(前日は試験対策研修だった)


研修でかなり疲れたのだろう

F君ゆっくり休んでおくれ…とオイラは思った



この試験対策研修は

猫丸薬局の所属するアニマルグループで

行っているものであり


アニマルグループ傘下ドラッグストアの

従業員なら(パート・アルバイトは)

希望すれば誰でも受けられる研修である

(正規雇用の新入社員は全員強制受講)


昨年は(オイラの時は)7回あった


今年はなんと既に11回でござる!


(これはキツイよなぁ…)


この研修は「予習必須」

予習無しでは授業についていけない


研修開始でいきなりテストをして

その後に詳しい解説=授業…という流れ


これが朝9時から午後5時半まで

(僅かなトイレ休憩と昼食休憩を除き)

みっちり続く(時間オーバーの日もある)


ハッキリ言って普段の仕事の方が

はるかに楽である


先生の説明はかなり早い

キレの良い早口でどんどん解説が進む


ボーッとしている人だと

聞いているだけでも

先生のハイペースについて行けない


(周りを見ると、聞きながら

メモ取っているのは私だけだった)


(後の人は「聞いてるだけで精一杯」で

マーカーで線引くのがやっとだったらしい)


(オイラ、話を聞きながら

その場で要点を整理してメモすることが

割とできる方らしい)


(文字を書くスピードが

普通の人より早いんだよね、下手だけどw)


(↑これは前職で求められたスキルで

仕事を通じて自然と身に付いた)


アニマルグループの研修は

ボーッと座って先生の話を聞いて

後でお家で復習すればいいや〜という

いわゆる「普通の学校の授業」とは

かなり異なる


昨年のオイラは研修を一日終えると

メモをひたすらとりまくった手が痛くなり

(何十年ぶりの「ペンだこ」か…)


体全体もグッタリと疲れて

「あー、しんどい…」状態だった


明日仕事に行きたくないわ〜休みたいわ〜

くらい激しく消耗していた


研修時は毎回

活蔘28Vのお世話になっていたよ…


(これはリポD感覚で毎日飲めるような

代物ではござらぬ…要は「かなり効く」)


昨年の7回の講座でもキツかったが

(オイラはその内4回しか出てないが ←オイ)


(↑猫姫の火葬の時と体調不良時に休んだ)


そのハードな研修が

今年は既に11回を超えていて

(あな恐ろし…)


F君は現時点で

全回出席しているのである


ド根性である

本当に大したもんだ

(オイラはヘタレだからそんなの無理っス)


だから

20代の健康体の彼でさえ

体調を崩すのは分かる


今年、アニマルグループの教育部門が

とーはん試験対策研修に

これほど力を入れているということは


昨年の問題が

一昨年以前の過去の問題より

だいぶ高難度だった…ってことなんだよね


(少なくとも北関東甲信越ブロックは

そうだった…ってことだろな)


実際、オイラも

・過去問の方が明らかに難易度低かったゾ

・もし過去問を解きまくる勉強法していて

そのレベルで「まあ受かるやろ〜」と

安心していたら

本番ではたぶん太刀打ちできなかっただろな

と思っている)


これまでの研修では歯が立たない


パートやアルバイトはともかく

正規雇用新入社員(全員合格を目指す)の

合格率が低迷してしまう


これはイカン、何とかせい!って事で

アニマルグループは

研修回数を一気に増やすという

思い切った手段に出たのだろう


ちなみに、とーはん試験は

全国10ブロックに分かれており

(オイラは北関東甲信越ブロック)


同じブロックならどの県でも

同日に同じ試験問題が出題される


そして、どのブロックの問題も

厚労省が出している

「問題作成の手引き」の中から出題される


手引きの範囲を超える問題は絶対出ないので

どのブロックも

難易度に大差は無い…はずである

(なぜか合格率のブロック差が大きい)


ちなみに

ブロック内でも県別の差は結構あり

にゃんこの住む県と隣県では

「全く同じ問題なのに」大きく異なる

(何でやねん、すぐ隣なのに)


昨年の例でいくと

北関東甲信越ブロック内では

一番合格率の高い県と低い県では

10%の差が開いている



こちらが今年の試験問題作成の手引き↓




こちらは昨年と一昨年の手引き↓



今年と昨年の手引き内容の差は

それほど無い(ほぼ無しくらいのレベル)


令和4年と

それまでの平成30年の改正の

内容の差は「かなりある」けどね…


だから令和3年までに受けた人は

まぁ…明らかに楽だったよね


とーはん試験が始まった

20年ほど前に比べたら

今の試験の難易度は段違いに上がっている


オイラは過去問は試験前日のみで

それまでは

ひたすら頭に詰め込む作業をしていた


(オイラは基本的に、学生時代から

過去問はほとんど解かないスタイルの

勉強法をとってきた)


(ちなみに大学入試の時は赤本を買ったが

問題の出題傾向の分析にチラ見しただけで

問題そのものは一問も解いていない)


過去問中心の勉強法してきて

落ちた人たちは

「ねぇ今年、難しくなかった?」と

私に聞いてきた


(うん、難しかったね!

だーかーら、過去問に頼るなよ!…と

内心思っていたオイラ)


オイラが敢えて過去問を解かなかったのは

(自分の元々の勉強法もあるが)

実は哲学先生の一言がキッカケだった


「年々難易度が上がっていくから

1年でも早く合格した方がいいですよ」


年々難易度が上がる

易しい過去問を解いた自分の手応えで

とりあえず合格ラインまで行けたかな♪と

安心していたら

まず受からない…という事である


ちなみにこの哲学先生

昨年の試験日を

公にオープンされる以前に

なぜか知っていた人である


(なんかそういう伝手があるんだろね)


試験日がここ数年は9月だったのに

先生は8月であることを知っていた


それを聞いて「え⁉︎ そうなんですか?」

と驚いたオイラに

「試験日くらい自分で調べておきなさいよ」

と呆れておられた…


オイラは(いやいや…それまだオープン前で

猫丸薬局内でさえ周知されてないから!)

と思ったが…黙っていた


(哲学先生、あの時点で

それを言うてはあきまへんで〜😅)


そんな哲学先生のおかげで

(毎回受診時に勉強の進捗状況を

さりげなく聞かれるという

プレッシャーをかけていただいたおかげで)


何とか一発で

合格ラインに引っかかりました

ありがとうございます!



オイラ、本当に暗記が苦手なのよ…

文字の記憶力が普通の人よりかなり落ちる

語学や歴史経済がすんごい苦手

(↑なのに経済学部出てるアホ)


基本的に「長い文字の羅列」が

なかなか覚えられない


また、似た文字で構成される

長い文字の羅列が

頭の中でごっちゃになるタイプである


これが日本語として

意味のあるものならまだ覚えられるが

薬品名はそうはいかない


例えば、合成ヒドロタルサイトなんぞ

合成はまだ分かるが

(たぶん何かと何かを合わせてるんやな)

ヒドロなんちゃらって何やねん!

ヘドロとタルタルソースかいな?となる


なんかおどろおどろしい響きの変なヤツ

という認識でござる


これは数字にもいえることで

実は自分の車のナンバーでさえ

買い替える度に

無理やり語呂にして覚えている

(たった4ケタでさえコレだからねぇ)


もし他人に車のナンバーを聞かれたら

すぐに数字が出てこない

語呂を言ってから実際の数字を言う


それくらい「本当に覚えられない」

残念な脳みその持ち主である


まるでハリーポッターの呪文のような

訳わからん長ったらしい医薬品の暗記は

オイラ個人にとっては本当に辛かった…


だって薬品(成分)って

「いちご🍓」や「みかん🍊」みたいに

分かりやすく目に見えるものではないからね


だから

薬品名と効能を覚えるだけでなく

それが主成分として使われている

実際の医薬品のパッケージの画像イメージを

「敢えて余分に併せて覚える」ことによって

記憶の定着を図るようにしていたんだよ


だから勉強にクッソ時間がかかった


(文字の暗記はかなり苦手だが

画像・絵の暗記はそこまで苦手ではない)


(子どもの頃から絵や風景の記憶は

鮮明に残るタイプだった)


余分に覚える必要があったから

試験直前まで

ひたすら頭に詰め込み作業してたんだニャ


(おかげで過去問解く時間が無かったわ…

でもこれが結果的に功を奏した✨)



さて、話を元に戻そう


見た目は既に30代の貫禄があるが

まだ20代のパートのF君


(↑若い学生にも見えるB店長よりも

パッと見だけは店長に見えなくもない)


(今年度対応テキストが発売されるまで

という条件でF君に貸したテキストを

なぜか未だに返してもらえず

勉強しにくいオイラ…)


(F君、今年のテキスト買ってないだろ)


(はよ返せコラ!とも言いにくい…苦笑)


とーはん試験の、その先にある

正社員採用を見据えての

今年のとーはんチャレンジ


できれば一発合格で

正社員への道を歩みたいところでござろう


若くてまだまだ人生の長いF君


君には未来がある

今は辛くとも

なんとか踏ん張れ頑張れギランバレー!

(いやギランバレーはあかん)


オイラは陰ながらF君を応援している