湊かなえ「夜行観覧車」
高級住宅地に住むエリート一家で起きたセンセーショナルな事件。
遺されたこどもたちは、どのように生きていくのか。
その家族と向かいに住む家族の視点から、事件の動機と真相が明らかになる。
とても読みやすかったです。
誰が何時までにとかわかるし、
登場人物も多くないので。
事件が起こる家と事件が起らない家では、たぶんそう違わない。
そうなのかも!と思った。
これがキーポイントなのかな。
ほんと人の衝動的な行動なんて
その時そうしよう!なんて考えていない
意識外というか
感情的になっている状態になにが起こってもおかしくない
それを止める人がいなければ。。。
だれがその一線を越えるかなんてわからないというのが
地味に怖かったです。
ちょっと考えられなかったのは
家で殺人事件が起こって父親が亡くなってニュースで自分の家が報じられているのに
午前中の講義に出てから向かった長男。
理由もでていても
それだけは納得できなかったな~。
湊かなえさんって、
「嫌な女」書かせたらダントツじゃ~ないですか?
ここに出てくる女たちも「嫌な女」い~ま~し~た~(TωT)
癇癪持ちの娘とか
長男の彼女とか
隣りのおばさんとか
スーパーのおばさんとか
でもなぜか一番イラッときたのは
長男の彼女
本で久しぶりにあんなにイラつきました(-з-)
あっなんで「夜行観覧車」なのか??
何回かでてくる
「今度ここに日本一大きな観覧車ができるんだよ」
私が勝手に思ったのは・・・
金持ちだろうが貧乏だろうが
頭がよかろうが悪かろうが
大きな家に住もうが小さな家に住もうが
一番大切なものはなにか?を問うているのでは。。。
なので、
観覧車からみたら
みんな同じだよ!
って言っているのかなと思いました。
違ってたらスミマセン(^人^)
