ミヒャエル・エンデ作 『モモ』 読み終わりました!!!
ほんとうにいい本です
作者のミヒャエル・エンデはドイツの児童文学作家で、
この『モモ』で二度目の児童文学賞を受賞しています。
あらすじは・・・
町はずれの円形劇場に迷い込んだ不思議な少女モモ。
町の人たちはモモに話しを聞いてもらうと、幸福な気持ちになるのでした。
そこへ、「時間どろぼう」の男たちの魔の手が忍び寄ります・・・。
時間に追われ、人間本来の生き方を忘れてしまっている現代の人々に、風変りな少女モモが時間の真の意味を気づかせます。
読み始めたら止まらなくなりほぼ1日で読んでしまいました。
気付いたら外が明るくなってたよ
物語の始まりでは、人々のあたたかさを感じます。
貧しい人ばかりでも、みんなが分け合って生きている。
毎日少しづつ食べ物をもらい、みんなに助けられて生活するモモ。モモは自分はなんて運がいいんだろうと思います。
でも、いつしかモモは、みんなにとってなくてはならない存在になっていました。
みんなはこの子がいつかまたどこかに行ってしまいはしないかと心配になるほどです。
モモのところには、入れかわりたちかわり、みんなが訪ねてきました。いつでも誰かがモモのそばで一生懸命に話しこんでます。
もうみんなはなにかあると、
『モモのところに行ってごらん!』というのです。
でもどうしてでしょう?
モモがすごく頭がいい? 違います。
何についても正しい判断ができる? 違います。
特別歌が上手とか? 違います。
ひょっとして魔法が使えるとか? 違います。
手相を占うとか未来を予言できるとか? 違います。
小さなモモにできたこと、それはほかでもありません。
相手の話しを聞くことでした。
こんな一文があります・・・
時間をケチケチすることで、本当は全然別の何かをケチケチしているということには、だれひとり気がついていないようでした。 自分たちの生活が日ごとに貧しくなり、日ごとに画一的になり、日ごとに冷たくなっていることを、だれひとり認めようとしませんでした。
けれど時間とは、生きるということ、そのものなのです。
そして人のいのちは心を住みかとしているのです。
人間が時間を節約すればするほど、生活はやせほそっていくのです。
児童文学書でありながら、子供から大人まで楽しめる、
忙しさの中で生きることの本質を忘れてしまった人々に対する、警告的な意味合いも強い作品です。
偶然入った雑貨屋さんに置いてあった本 『モモ』
今の私に何かを教えたくて、導いてくれたのかもしれない・・・。
大切にしたい1冊になりました

