雪組大劇『星逢一夜』『La Esmeralda』感想⑥ | ★F**kin' Perfect★

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徒然なるままに、つらつらと。。。

の続き右矢印


蛍村の村人たち(鳳翔大・蓮城まこと・真那春人・彩風咲奈・他)

父親を先の一揆で亡くした子供たち。それでも母が無いものは源太の母親始め皆で面倒を見、

助け合って逞しく生きていき。ジャイアンな氷太、キザな泰三、元気いっぱい雨吉、そして泣き虫ちょび康。


遊びも村仕事も兎に角目の前のことで一生懸命な子供たちも紀之介との出会いで生活に変化が。

油が貴重な時代。山間の真っ暗な村なんて夜出あることもなかったでしょうけど、紀之介たちと一緒に

星を見上げ。ギュウギュウ詰めになった艪が、まるで寂しさを紛らわすために身を寄せあってるみたいで。


子供たちも櫓を巣立つ時が来て。先に巣立ったのは紀之介。皆は心を押し殺して明るく見送る氷太達に対し

自分の感情に正直なちょび康。ここの演技が面白くも、よくよく見返すと涙が(ナウオンでも流れてましたね)

なのに氷太が大泣きだすと一気に笑いが溢れるのはなぜだ(笑)(いや、私も笑いましたけどw)


子供たちも大人に。中身は子供のままの人も多いですが(氷太とかww)小さな子だった泉の弟汐太も成長。

結婚し子供出来る者も。そして、更に月日が流れ苦しいながらも明るかった蛍村にも暗雲が。


子役時代から笑顔絶えなかった氷太達も、険しい顔で蜂起の相談を。反対するものもいる中で蜂起の

決め手となった一言を発したのが、子供の時は虫も殺せない泣き虫だったちょび康。「俺はやりたい」

誰よりも正直に話すちょび康だからこそ言葉が重い。しかも、あのちょび康に人を殺すことも厭わない

(一揆を起こすということはそういうことですし)決意をさせてしまったことが、当時の狂気も感じます。


源太の陰に隠れてですが、実は彼も・・・でしたよね。子供時代はあんなにも慕ってた村人たちが

最後まで晴興を恨んだままだとすると寂しいしょぼんまぁ、上も変わりましたし案外自分達の今の生活で

手いっぱいでもう心の底にしまっているかもですが。戦後も前向きに生きようとする村人たちの姿に

少し心が救われました。(そして、最後まで氷太おいたんに笑わせてもらいましたww)



子役時代が可愛い!可愛いけど、やっぱり大さんには笑いが起こるw(まぁ大さん全般にww)

いわゆるグループ芝居でしたが、それぞれ個性豊かで。大さんなんてあの普段のおかしい感じが

良い具合に役に反映されてますね(大さんをなんだとにひひ)きんぐのちょっとキザな雰囲気も合うし、

まなはるの短髪元気溌剌も良い。そして今回ちょび康演じる咲君が良い役演じてますねグッド!


そんな野郎共の相手にはあいみちゃん、さらさちゃん、あんりちゃん、くらっち。特に今回ちょび康の相手

さらさちゃんが印象的。柔らかい雰囲気とお姉さん気質がちょび康と相性が良くお似合いカップルでした。

源太の母組長さんやちょび康のお姉さんりんさんも、村の女代表としてスゴツヨ感でてましたねニコニコ



その他

・悪童カリ様の悪者感wそれ以外は村人役なのに、なぜか悪者に思えるにひひとんがり頭もよく似合い。

・夜鷹たちが妙にリアル叫びちょっぴり胸元に釘付け目

・三日月藩重臣もですが、朝風先輩・おーじ君・叶君と藩主達も胡散臭いメンバーばかり。

・この目を引く子役は誰だ、と思ったらえーちゃん。今回で辞めるのが本当に惜しい、、、



舞台が遠くてほとんど表情が見れませんでしたが、観れば観るほど味わい深い作品。

思い返すたびに胸が締め付けられ、でもその気持ちを大切にしたい。そんな夏の想い出流れ星


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この記事書きながらスカステ特番流してましたが、書いてるないように反し笑いすぎて記事が進まない(笑)

録画を見てツッコミをいれながら、また後日UPしたいと思います!(朝の『サワコの朝』も)