また、実母へのグチになります。

 

私の母は、ASD傾向からなのか、お嬢様育ちだからなのか、元から考える力が足りないのか、

本当に私とは相いれない正反対のタイプの人間で、その無神経な発言にいつも私は一人モヤモヤして、

キー―――っ!となっているのでございますーーー魂が抜ける

 

自分の部屋にいられなくなった長男に、①病院に入院②元夫の岩手の実家③私の横浜の実家、のどれ選ぶか選択肢を提示したところ、③の横浜に行きたいということで、

長男は元夫に子どもの頃受けた暴力がトラウマで元夫がいるところには行きたくない、田舎より都会の方が好きというのが理由

 

早速、横浜に長男を1,2週間ほど滞在させてもらえないかと連絡をしてみた。

 

さすが、ASD傾向がある実母。

 

広い家をゴミ屋敷にして一人暮らしを満喫しているので、そこに孫といえど、他人が入るのは嫌らしい。

 

実母は側にいないものは存在を忘れるくらい気にしないが、一緒に住んでいるとなると異常なまでに気になって心が休まらなくなるらしい…

 

そう言えば、私が一人暮らして別居していた時は一回も電話せず1年間会わなくても大丈夫なのに、一緒に住んでる時は、夜20時までに帰って来ないだけで異常に心配していた。

 

まあ、彼女も病的なので、無理は言わないが、実母の無神経な言いぐさには、相変わらずモヤモヤさせられる。

 

私は、前々から発達特性について説明して、実母の家系も多かれ少なかれ、発達特性もちだよと話しているが、

説明しても分からないし、子どもや孫のことを知ろうとしない、学ぶ気もない。

 

全く、話が通じない、こちらの話を理解しない態度には慣れっこなのだけど、

先日は、「私はすごく幸せだったし大丈夫だったから、そんな病気のことは分からない」と宣いました。

 

この台詞に対して、言いたいことがあり過ぎて、どこから切り込んでいいのやら、

私は、フガフグッ!となってしまってすぐ返せなかった…

 

それが、めっちゃストレスでモヤモヤしています。

 

まず、発達障害があると不幸みたいな言いグサが失礼。

環境に適応できれば、発達特性があってもめっちゃ幸せだし。

それは、発達特性があろうがなかろうが人間みな同じ。

 

実母こそ、まさに環境に恵まれていたタイプなので、バリバリASD傾向あるのに、自分のこと幸せって断言できている。実母は傍からみたら、ゴミ屋敷で一人、ぼーっとテレビ見て寝ているばかりの偏屈婆さん。世間的には幸せって感じではないけれど、自分で幸せって断言できるのはASD傾向が強いから。

 

自分視点しかなくて他者比較や他者から見た自分が分からないから、マイペースでいられて一人で幸せって感じられるのはASDの強味でもあると思うけど。

 

ただ、自分がどうして幸せでいられたのか社会的、世間的理由を客観的に捉えられないのが、母の浅はかさ。

 

実母が幸せでいられるのは、実家が資産家で充分な教育と後ろ盾と土地をもらえたから。

そんな恵まれている人はなかなかいないのに、それが把握できていないし、自分は恵まれているなんてちっとも思わないとか断言するありさま。

 

そして、自分は大丈夫だったから、あなたが変なのね。あなたの問題ね…という論理

 

 

この論理って、至るところに溢れているなーーー

 

私は実母だけじゃなくて、仕事場でもけっこうこれを言われたような気がするな…

 

「私の前ではあの子達はいい子だから、あなたの問題ね」とか、

「私は仕事しながら子育てできたのだからできないのはあなたの問題ね」とか…

 

いやいや、個人の問題というより、その背景でしょ。

できた人はどうしてできたのか。そういう時代や環境や流れだったからでしょ。

 

今だったら、

「そうですね。私は未熟者で。あなたはできてすごいですね。そのコツを教えて下さい」

と言う余裕があるけれど、ギリギリで頑張っていたその当時は全く余裕がなかった。

 

そして、実母に対しては積年の思いがあるので、いつも余裕がない。

いつも「あなたはできないかもしれないけど、母はできた」というメッセージにぎゃふんとなる。

 

強者からの弱者への無残なまでの切り離しに何の太刀打ちもできない。

あーそうですか、と劣等感をつのらせるのみ。

 

よく考えると、私も長男に対してこれやってたなと…

「何で勉強できないの?(私はできたのに…)」とか。

 

今は、あんな祖母と母だから引き籠って当然だよという意識なので、

長男のことを責める気持ちはない。

 

 

私は、母に対してまだ何を求めているのだろうか。

 

母はいつでも能天気で自分のことばかりで、遠くにいて側にいない娘(私)や孫のことは完全に忘れているけれど…まあ、母が幸せなら私はそれでよいと思う。

 

ただ、もっと、理解してほしかった。

恵まれない環境にいた孫たちのことを。

 

あなたが社会や世間や自分のことについて無知で何も考えていなくて、私に対して思いやメッセージが何もなかったことを別に恨んでないけれど、せめて共感してほしかった。

 

 

「自分が親戚に良い顔したかったから、財産分与主張しなくてごめんなさいね」という言葉くらいあってもよかった。そんな発想すらないと思うけど。


それどころか、広い土地と家に住み余裕のある大人達に囲まれている従兄弟の子と、狭いアパートで長時間勤務のワンオペの余裕がない私に育てられている長男を比べて、私の育て方が悪いと母に責められ、私は憤死しそうになりましたっけ…



父方の叔父叔母たちは、平等に祖母の財産を分けている。母はそんな父の兄弟姉妹をみて浅ましいと言ったけれど、発達特性がある子どもたちがいれば、少しでも資産はあった方がよいんだよ。


多分、母はそんな母心さえ分からない。自分がよい人でいたいだけで、子どもや孫のことはどーでもよいんだろうなと思う。

 

どーでもよい、というか、子どものために何かするという発想が本当に分からない。知らない。

弱者の気持ちが分からない想像できないタイプの人なんだよな…

 

そんな人に、共感を求めても無駄だし、説明してもそれを理解できるだけの論理性もなし。

 

まあ、そんな親もいるのです。