相変わらず、親子で風邪がよくならず夕方になると熱が出てきます。

 

風邪薬を飲むと頭痛がおさまるので市販のものを飲んでいたら、普段、薬を飲まない私の肝臓が解毒しきれないのか、顔色がどす黒くなっている…コワい真顔

 

早く横浜の実家に行きたいのだけど、高齢の両親に風邪をうつすわけにもいかずあせる

 

そう言えば、いつも3月中旬って体調を崩してしまう…3.11の時も体調悪かったし、冬と春の季節の変わり目は鬼門ですね〜みなさまも、お気をつけ下さいお願い

 

 

横浜には↓こちらを見に行くのを楽しみにしています。

 

 

 

初回から欠かさず行っている横浜トリエンナーレ(現代美術の3年ごとのお祭り)。

初回は、25年前か!時が過ぎるのは早い!

まだ、日本の景気が良かった頃なので、初回はすごく大規模で、赤レンガ倉庫あたりの展示場がたくさんあって現代美術の遊園地みたいだった。その後、どんどん縮小してしょぼくなってしまったな…

 

それでも、続けることに意味がある!

 

今回は、キュレーターの意向か、反アカデミック(権威主義)でコマーシャリズムでない(キラキラしてない)、一人で地道に活動している作家さんがチョイスされている気がする。

 

【野草は今ここで生きている】ってキャッチコピーだしね。

 

なんたって高円寺の素人の乱の松本さんがアーティストにチョイスされてるぐらいだし!彼の作品が横浜美術館に展示されるなんて25年前には信じられなかったことだ…

 

時代の流れは確実に変わるキラキラ

 

 

 

 

 

 

 

 

前振りで脱線しましたが、私の伯母の話でした(笑)

 

 

 

 

↓東大志向だった伯母の長男が、進学校の高校で不登校になり、伯母が仏教系の新興宗教にはまるという続きです…

 

 

 

こうやって文字にしてみると、何かダークなイメージ炸裂なのですけど、悲壮感ゼロ、いたって本人達は明るかったのです!

 

祖母の家系は、絶対、日本人の70%が持っているという不安遺伝子SS型とは無縁だったと思う。

 

全部、LL型の楽観的遺伝子ばっかりだったにちがいない笑い泣き

 

過去のことは詳しく覚えていられないという発達特性も大きく関係してると思うけど…

 

貧困家庭で育った兄弟姉妹だったけど、今もいつもニコニコして前向きな人達(なので、若々しくて長生き)だった。

経済成長期というよい時代だったこともあったのだろう。

 

お正月に、祖母と4兄弟姉妹が集まると、いつも大声で笑っていて本当にうるさかった。

 

ブラックジョークや、相手や自分の弱味や失敗を面白おかしくネタにして、何でも笑い話しにしてしまう感じ…

 

それを日本のコミュニティでやると一気に嫌われるので、伯母は子どもの頃いじめられていたそう。

イジメられたことも苦難で入信の理由の一つだと言っていたけど、そういうコミュニケーションスタイルのせいもあるだろう。

 

疎開先でお蝶夫人やったら100%いじめられるだろうにあせる

本人は、なぜ、いじめられたかは分かってなかったと思う…(自己モニタリング力低め)

 

なので、伯母にとっては、気を遣わなくてよい家族(お互いLL型遺伝子の能天気な人達)は、安心して笑える場所だったのだろう。特に、10以上歳が離れている私の父は、安心してからかえるので仲が良かった。

 

伯母の長男の不登校も親戚内で隠すことじゃなくて、従兄弟も伯母がやっている新興宗教に入信し、よくお経をあげに親子でうちにも来てた。父は嫌がることなく歓迎していて、私も一緒に彼らの真似をしてお経を詠唱していた(笑)

 

よく一緒にお経を詠唱していると、○ちゃんは上手ね〜仏性があるわね〜と伯母にほめれたのも嬉しかったのかもしれない。

あと、お経を唱えていると雑念が晴れるというマインドフルネスな感覚を味わえて気分がよかったのかもw

発達特性ある人は寺での修行って絶対によいとおもう。よく元夫も僧になりたかったと言ってたし、長男も質素な寺とかで生活するのが本人に合ってる気がする。

 

 

さすがに、私の母は常識人なので気持ち悪がって相手をしなかった。

 

母は流産を二回したことがあって、それを母の先祖にあやまちがあって、そのせいだから祈って供養しなきゃいけないと伯母に言われたことで、相当怒って根に持っていた。

 

そんなことを普通の人に言ったら怒らせるということが全く分からなかった伯母。

伯母は死ぬまで母を怒らせ嫌われた理由を分かっていなかっただろう。

 

なぜなら、自分に困難なことが起こるのは、全て祖先の因縁だからと本当に信じきっていたから。

 

従兄弟が不登校ひきこもりになったのも、自分や息子のせいではなくて、全て祖先のせい

ある意味、家族から引き継ぐ価値観やコミュニケーションの仕方で苦難に陥ることが多々あるので、それも一理あるけどw

 

そう思って宗教活動に打ち込んでいれば、自分を責めたり自己卑下したりして自我崩壊することはない。

そこに宗教の救いがあるのだと思う。

 

ただ、自分だけでやってればよいのだけど、他人にその価値観を強要するとおかしなことになる。

よく妻が宗教にハマって家族離散とかになるのはそのパターンだろう。

 

ところが、伯母の夫と息子達は、伯母がずっと笑っていられるために、彼女に合わせて、家族全員で入信したポーン

 

伯母が宗教活動できるためにみんなでサポートを選んだのだった。なかなかできることでない…

どんだけ共依存なの…

 

伯母は祖母譲りの太陽みたいに笑う人だったから、そんな笑顔を伯母の夫と息子達は守りたかったのか…

 

私の長男に置き換えて考えてみると、母について宗教に入るなんて絶対に有り得ないので、(一般的な思春期男子はみんなそうだろう)どれだけ、伯母が息子達に愛されている(依存されている)のか想像を絶する。

 

もうここまできたら、本人達が幸せなら共依存でも何でもいいのかも…

 

実際、子どもみたいに純粋でニコニコしていている母息子(もろASD傾向あるあるやわ〜)は幸せそうだった。

 

進学校を不登校になってひきこもりになって、自分達は世界一不幸な親子だという顔しているよりは、お経を唱えるという共同作業によって一体感を感じられて心の救いになるのならよいのだろう。

 

 

そんな、家族を無意識にでもコントロールしてしまうカリスマ性があった伯母だったので、その宗教団体の中でも出世した(笑)

 

 

 

③に続きますw