11月の連休中に横浜に戻った時のおでかけ日記です。

 

長男が、インド映画『RRR』が観たいというので、日比谷のTOHOシネマズまで行きました。

 

 

こちらの『RRR』の予告を観て、私もみたい!と思ったのですけど、次男には刺激が強そうなので、長男が映画をみている間、私と次男は新橋・銀座周辺をお散歩することにしました。

 

でも、この『RRR』長男もすごい面白かったと言っていて、アマプラでレンタルできるようなのでみてみようかなと思案中。

youtubeに落ちている映像少しみてみましたが、やっぱりインド映画は勢いがありますね!

 

日本映画って間を大事にするからか、どこか間のびして退屈に感じてしまうところがあるのですけど、インド映画はもうずっと全速力で飽きる暇がないというか…

 

『ドラゴンボール』や『聖闘士星矢』の実写もインド映画界に作ってもらえばよかったんじゃないかな〜

 

 
 
↓日比谷TOHOシネマズのロビーにて
 
ここまでたどり着くのが大変で、長男とギャーギャー言いながら、上映時間ぎりぎりに到着あせる
東京は密度が高くて高層ビルばかりなので、その建物の前に着いても、入り口がどこか分からないというパターンでした…
表示を見落とすADHDにとっては、東京の街はまさに大迷路ガーン
 
↑こちらは、TOHOシネマズのロビーにあった旧ゴジラ像
人が入って動く着ぐるみから作られた形なので、直立不動というか人間ぽいゴジラですね
 

↑シンゴジラからのゴジラ像

オールCGなので、人間らしさは抜け、恐竜・爬虫類型に近づいて、旧ゴジラより恐怖感が増しましたよね。

次男は、めっちゃ怖がって、西武遊園地のシンゴジラのアトラクションにも乗れませんでした。

 

 

 

 

長男が映画をみている間、まずは次男とミッドタウン日比谷の1階のカフェでブランチジュース

食事2品+飲み物1点で、合計いくらだと思いますか!?

 

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何と、5000円です!

美味しかったですけど、お皿は小さいし、田舎値段に慣れた私の目ん玉飛びでましたポーン

 

何か、東京値段というよりは、もう海外値段ですねお金

今や1ドル150円ですものね…

 

新橋・銀座も海外の観光客ばかりなので、今後、日本人が入れる店はどんどん少なくなるのかも…

 

 

 

 

ブランチの後、新橋の高架下をウロウロする…

 

 

 

 

 

 

 

昔と変わらず、屋台的な飲み屋がたくさんありますが、何か小ぎれいになったというか

つくられた昭和時代のセット感が否めないというか…

 

 

↑こちらのビルは、もろテーマパークに作られた昭和ビルみたい…

私が、西武遊園地とかラーメン博物館とかで昭和のセットを見慣れてしまったからか、

この古びた看板も、わざと古くつくった作り物に見えてしまう。

 

 

『ブレードランナー』とか『AKIRA』で、日本の看板やごちゃごちゃした街並みがcoolという価値観ができて、海外からの逆評価で昭和の街並みも見直されてきましたけど、こうオブジェとして堂々とあると、何か白々しいというか、もうリアルな生活感がないというか、自分達とは切り離されてしまった感じがしますね。

 

それでも、↓こんな風景はやっぱりCOOLって思っちゃいます…

 

 
いつもどこかで工事中の東京。
解体される古いビルの配管がかっこいい。古いビルや高架下の屋台の奥には新しい高層ビルがそびえ立つ。
古いものと新しいものが高密度で林立するのがザ・東京って感じです。
 

 

 

 

 

 

 

銀座の和光ビル前に人だかりができていて何か大事かと思ったら、正午だから時計の針のミッキーの腕がグルグル回るだけでした…

横浜そごうのからくり時計の方が立派だったと思いつつ、ミッキーマウスはもう神格化しているから、人を集めるパワーはすごいのですね…

 

 

 

その和光ビルを作った、初代セイコー社長の服部金太郎のことがよく分かるセイコーミュージアムへ。

 

 

服部金太郎さんは、勤勉で誠実な日本人の理想像そのものみたいな人だったということが分かりました。

もちろん初代社長なので良い面ばかり強調しているとは思いますが…

 

金太郎さんのモットーは、納品をすぐすることだそうです。

戦争でたくさんの商品を消失してしまったのに、注文を反故にせず、すぐ作って届ける。

時計のように確実で迅速、信用きっちり!

 

商売人の鏡ですね……私には無理だ汗

 

その他にも、様々な時計があって、振り子時計の仕組みも知らなかった私は、時計っていろいろな種類があって、こうやって進化してきたんだ〜と感動しました。

 

 

入館料も無料だし、おすすめの博物館です↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

銀座のセイコーミュージアムに行ったあと、また日比谷の方にもどって、日比谷公園へ。

日比谷交差点から日比谷公園に入ってすぐ左側に『日比谷見附跡』という石垣が30mほど残っています。

 

 

見附とは見張りという意味で、江戸城の外郭にある見張り台の一つだったのでしょう。

広島藩の浅野長晟と仙台藩の伊達政宗によって作られたと書いてあるので、江戸城の外郭は外様大名が作らされていたのかな?

 

 

 

 

 

立派な石垣の後ろに高層ビルが見えて、不思議な景色です。

 

↓もっと不思議なのが、石垣の前にいきなり、ケルトっぽい石碑が現れたことです。

 

説明をよく読むとスカンジナビア航空が北極回りで日本の空路を開通したことの記念碑だそうで…

そのことがルーン文字で書かれているそうです。

 

 

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いや〜、本当に東京の街はちょっと歩いただけで、ゴジラあり、昭和街あり、近未来高層ビルあり、城跡あり、ルーン文字あり、

いろんな世界観が高密度で集まっていて、わけがわからなくて面白いですね。

 

日本人は、わりと節操なくいろんなものを取り入れて並列しちゃうと思うのですけど、それが東京の街によく表れています。

 

そして、多重な層(レイヤー)が重なっているというのが、街の魅力でもあると思います。