な、な、なんと……

箱根の星の王子さまミュージアム、今年の3月に閉館していたとは!

コロナでお客さんが少なくなって経営難だったのですね…

 

 

ものすごく素敵な場所だったのに汗

2年前の冬に行った写真をアップします。

絵本の中の世界に入り込んだようなところで、5歳前後の子どもにとっても合う場所でした泣くうさぎ

 

買い手がなく建物は壊され、更地に戻されてしまうらしいガーン

 

これから、インバウンドでお客さん戻ってくるというのに…

公的な支援はできなかったのだろうか。

円安で海外からの観光客が増えているけれど、文化的なコンテンツを大事にしないと、リピーターになってくれない。

一回来てもう終わりになってしまう。

 

日本のこれからの産業っていうと、観光業が希望の星なのに…

今、私が働いているホテルも宿泊代べらぼうに高いところなので、ほとんど中国かアジアの富裕層のお客さんばかり。

彼らが求めているものって、日本の美しい風景と文化的なものだと思う。

 

『星の王子さま』は世界的な名著だし、その内容は普遍的で誰の心にも刺さるもの。

『星の王子さま』は、お金もうけに忙しい現代人に本当に大切なものは何かを問うテーマ。

 

結局、お金に負けて更地になって消滅してしまうことになろうとは…

 

もっと、うまく宣伝できなかったのか、もう少しもちこたえるためにクラウドファンディングとかできなかったのか…

 

税金を軍事費とかじゃなくて、こういう文化施設に回せないものなのかお願い

 

結局、人間は美しい平和や調和や愛より、差別とか利益とか見栄とか争いに傾いてしまうのかな…

 

星の王子さまが、お話しの中に出てくる現代人の代表みたいな王や自惚れ屋、呑み助、実業家、点燈夫に負けてしまったのだなあとさびしくなりました…