マドリッドを満喫した後は、念願のバルセロナへ。
初めてこの街を知ったのは、バルセロナオリンピックの時。
テレビに映ったバルセロナの街を見て、いつか絶対行こうと思ったのを今でもよく覚えてる。
かなり遅くなったけど、やっと叶った!
マドリッドからバルセロナへは、バスで移動。
ヨーロッパは、物価が高いので、
基本、節約生活の私たちは、
お肉屋さんで買った、激安激ウマ生ハムとバケットの即席サンドイッチとフルーツを片手にバスへ。
バスのおっちゃんに、バスの中で食べたら速攻降ろすぞと怖い事を言われ、
イキナリお預け状態。
やっと休憩になり、外で食べる。
最高に美味しいじゃないかっ!
日本でこんなコトをする事がなかった私たち。
外で食べるイコール外食。
シンプルが、一番美味しくて幸せな事を再確認した。
幸せを感じながら、バルセロナに
到着。
今回の宿は、ヨルダンで出会い、ペトラからエジプトのダハブまで、一緒に旅したまっちゃんが一ヶ月借りてるアパートメント。
そこに転がりこませてもらうことに。
しかも場所は、あのグエル公園から徒歩10分弱。
結局そこには、5日ほど居させてもらった。
まっちゃんが天使に見えた。
グエル公園には、このエスカレーターを使って登って行く。
街中にエスカレーターを付ける発想がステキすぎる。
あ~ワクワクする。
たどり着くまでスゴイ坂やけど…
見えてきた~!グエル公園~!
感動で、言葉が出てこない。
もう、想像以上。
私の中で、歴史的な建造物に対して、
アジアは、ゴールドの世界。
中東は、砂の世界。
そして、ヨーロッパは石の世界。
という勝手なイメージがあった。
でも、このグエル公園はどれとも違う。
遊びの世界が、グエル公園には広がっていた。
そもそもグエル公園は、当時グエルのお抱え建築家だったガウディとグエルで、自然と芸術に囲まれて暮らせる、新しい住宅地を作ろうとして造られた。
でも、ふたりの進みすぎた発想と自然の中で暮らす価値観は、当時全く理解されなかったそう。
工業の発達で、先進的な無駄のないものがカッコイイという考えが広まってたからね。
結局、広場、道路などのインフラが作られ家も60軒が計画されていたのに、買い手がつかず結局売れたのは2軒。
買い手はまさかの、ガウディ本人とグエルだけだったらしい。
完成前にグエルが亡くなった為、工事は中断し、市の公園として寄付されたのだそう。
ここは、衝撃の集合住宅地。
同じ20世紀にこんな人が生きていたなんて。
この有名なドラゴンは、上から雨水を集めて吐き出す水路的な役割まである。
2人の名前がスペイン語ではなく、英語で。
これは、イングリッシュガーデンを参考にしたから名前の表記も英語にしたそう。
100年前に造られたとは、到底思えないこの大胆な発想。
コーヒーカップ?!
遊び心満載。
こうゆう柔軟で豪快で遊び心を満載に入れ込んだガウディの仕事っぷり。
かなり刺激になった。
感性をもっともっと磨いていこう。
しばらく、ガウディの話が続くとおもいます。
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