ヒロシです!


産婦人科医が足りず、半年先まで分娩の予約が取れない。

そんな深刻な事態が全国で増えているそうです。

今や、妊娠したと分かった瞬間から、妊婦は産み場所を求めて奔走せざるをえないのだとか。

「09年4月まで、分娩予約を受け付けることができません」

そう話すのは、東京都内の産婦人科病院だ。

ここでは、2人部屋と個室があるが、

2人部屋は人気があり、すぐに埋まってしまう。

割高な個室も少し空きがある程度だ。


また、都内の別の病院の場合は、

ホームページに「09年1月前半まで予約を制限している」と書かれている。

ここに問い合わせると、担当者は3月後半から予約可能と回答した。

今後さらに制限が進むことも考えられるという。


1か月の分娩数を制限している病院もある。

独立行政法人国立病院機構横浜医療センター (神奈川県横浜市)では、

1か月の分娩数を70件にしている。

産婦人科医が7~8人勤務している比較的大きな病院だが、

担当者は「先週で1月までの予約がいっぱいになりました。

埋まるのが早かったです」と話す。


横浜市西部地区、藤沢、鎌倉地域の中核病院である同センターには、

地域の産婦人科で予約が取れなかった妊婦が殺到している様子だ。


分娩予定日は通常、妊娠9~10か月目とされる。

7か月先まで空きがないということは、

妊娠2か月目までに受診しなければ間に合わない計算だ。

ところがこの時期は自覚症状が少ないという。

つまり、受診が遅れると予約が取れない、なんてことにもなりかねない。


「小さな病院は医師の数も、ベッド数も少ない。

そのためすぐに予約でいっぱいとなってしまう。

また、分娩できる施設の数自体も減っていて、

妊婦さんは手当たり次第病院に問い合わせている」


妊娠がわかった時点で診察を受けて、

早めに分娩予約を取ることが絶対に必要だ。

各病院の担当者はこう口を揃える。

最近の妊婦はまず、産む場所の心配をしなければならない。