新型コロナウイルスが流行り心配ですね。
公私で、いろいろ影響が出ています。

一方で、報道では、???がつくことが多い。
公共性が高い機関は、物事を伝え、意見を言う場合、背景をきちんと調べ、何が大事か、及ぼす影響はどんなことがあるかなども考慮する必要があるのではないかな。
最近の報道は、一方的な考えや不安だけを与えていると感じるのは私だけではないと思う。

と、いう訳で、ブログの趣旨からは外れるけど、薬と検査について、報道されていない背景を中心に書いてみます。

ただの登山好き、釣り人が何を言っているんだ!と思われる方は、スルーしてください(笑)
ちょっと長いかも。

1. 薬と治療
風邪薬って、あるの?正確には、ありません。
つまり、熱を下げる、咳を止める、などはあるけど、ウイルスを叩く薬はそもそも無いんです。
新型コロナウイルスの患者の治療も同様で、熱を下げ、栄養を補給するなどをして、患者の負担を軽減し、患者の免疫力で回復を待つのです。
やはり、日々、手洗いとうがい、体調管理が一番
一方、インフルエンザやHIV薬は多くあります。新型コロナウイルスに対する効果があるか、今後の開発に期待したい。

2. 検査
検査って何のためにするの?
a.治療法が確立されていて、検査を基に診断し、治療法を決める
b.検査により、リスクを把握する
要は、目的や治療を考え検査はするもの。他国と数を勝負するものでは無い。水際対策は別として、明確な治療法がない状況では、検査の意味は低い。

3. 新型コロナウイルスのPCR検査
ステップとしては、イラストに示した3つ
① 検体を採取: 医師、感染リスクがあり、防御が必要
② RNA抽出とcDNAへの変換: 臨床検査技師による手作業、感染防御のため特殊な部屋《バイオセーフティレベル3)で実施、RNAは壊れ易いので要注意
③ PCR: 機器で実施、新型コロナウイルスに特徴的な配列部分を倍にする操作を繰り返し増幅させることが原理。ただ、元々のウイルスが少ないと検出不可だし、逆に似た部分を増幅させる可能性があり偽陽性も出やすい。

4. 大病院や民間検査センター
大病院では検査室を備えているが、殆どは民間検査センターへ委託する。
民間検査センターでは、殆どの検査が自動化、ルーティン化されている。臨床検査はコスト競争が激しく、外国人も雇い膨大な検査数をこなす。
一方、3の新型コロナウイルスの検査は、特殊検査で、専任者と特殊な部屋が必要。大手のSRAでも1000件/日程度
新型コロナウイルスの検査を考える際、こういった背景や他の必要な検査も考慮する必要がある。

5. 検査と診療
新型コロナウイルスは、軽症や発症しない方が多く、他の要因を持っている方や高齢者が重症化し易いようです。
既に、国内の各地で広がっている状況で、何に力をいれるかを考えるのが大事ではないかなぁ。
医師に治療よりも検査のための検体採取に労力をかけて貰うか。この場合、感染リスクや治療にかける時間の削減を承知で行わないといけない。
逆に、重症な患者の治療と治療体制の維持を重視するか。
他国の状況を見ていると、後者が良いと感じる。

最近、空気の循環がない、狭い空間で、密集が良くないことが分かってきた。
何より、早い終息を願うばかりです。
さて、長々と書いてすみません。