うちがピレと出会ったのは小学４年生のとき。
デパートで犬の展示が開催されており、それを目的として行ったのか、たまたまやっていたので入ったのかは覚えていませんが…
順にワンコを見て行き、最後にいたのがピレでした。
猛獣のように檻に入っていたピレ…それはそう、まるで鏡餅のような(笑)
餅のように丸まって寝ていました。
顔なんて見えません
なのになぜだろう？とても惹かれたのでした。
それからはピレに魅了され、まるでアイドルのように雑誌に載れば買い、新聞チラシに載れば切り取り…(笑)
今まで姉の真似してこれがあれが好きと言っていたうちが、初めて自分で好きと言えたのがピレでした。
うちの親は生き物を飼うことには厳しく…すでにワンコ、鳥、ハムスター、金魚などはいましたが、新たに飼うことは許されませんでした。
決して動物が嫌いなわけじゃありません。何度か保護したこともありました。
特に厳しかった母は幼いころから大の動物好きと聞いています。
母が他界してからはますます飼うことができなくなったけど、ピレが好きなこと、いつか飼いたいとゆう気持ちはなくならなかったです。
高校生のころ犬雑誌の友達募集欄でゴン太とゆうピレを飼ってた珠ちゃんを見つけ、早速手紙を書き文通が始まりました。
珠ちゃんちは大河風牙のお里でもあります。
その時珠ちゃんがやっていた回覧ノートサークルに参加し、大地のお母さんシャニィと出会いました。
回覧ノートは徐々に回らなくなりましたが、シャニィママとはずっと繋がり北海道に来てもずっと文通してました。
当時住み込みで働いていた家が犬を飼っても良いと言ってくださり…念願のピレを迎えることになりました。
それをシャニィママに伝えたところ偶然にもシャニィを交配したと…子供ができたら貰ってくれるかと言っていただきました。
シャニィは無事出産、その子供が大地でした。
帰省に合わせて迎えに行った時は３ヶ月半で、すでに大きく…
喜びと同時に不安も感じました。
うちに育てられるのか？
でもその不安をかき消してくれたのは大地でした。
ごはんなど色々苦労することもあったけど、大地は大地自身自然のままに立派に育ってくれました。
大地に出会うまでの月日、大地と共に生きた月日
全てがうちの人生です。