上級編
3-4 外部データへの自動吐き出し②
上級のテキストプログラムの動きを見てみましょう。
今回はVBAの
DoCmd.OutputTo acOutputQuery, "Q_区分別入金額2", acFormatXLS, "", -1
の部分についてご説明します。
Docmd.OutputTo ですが、ヘルプで見ますと
式.OutputTo(ObjectType, ObjectName, OutputFormat, OutputFile, AutoStart,
TemplateFile, Encoding, OutputQuality)
と書いてあります。
ここで私が覚えているのは最初の5項目だけですし、
たぶんその他は必要ないんじゃないかと思います。
1 ObjectType
2 ObjectName
3 OutputFormat
4 OutputFile
5 AutoStart
に分けて説明します。
1 ObjectType
オブジェクトタイプですから、テーブルやクエリーしかありません。
フォームやレポートを外に出す訳にはいきませんから・・・
2 ObjectName
ここでクエリーの名前を指定します。たまにテーブルを出力することも
ありますが、ほとんどクエリー1本でいいです。
3 OutputFormat
これが少々難しいのですが、慣れるまではacformatxlsで良いです。
4 OutputFile
これが本当は難しいのですが、最近「 ”” 」と指定すれば保存場所を
聞いてくるのが分かり、いつもこうしています。
本当はファイルの保存場所をフルパスで指定しないといけません。
ですが最近はc:\・・・とCドライブ直下では記述できなくなり、
面倒くさいので省略しています。
また、フルパスの最後に「xls」と書かなければいけないのですが
しょっちゅう忘れてエラーになった経験があります。
5 AutoStart
これも最近では「-1」の1本槍です。。
やっぱり自動でエクセルが起動しないと、ユーザーに伝わりにくいですね。。
いかがでしょうか?
DoCmd.OutputTo メソッドは非常に便利ですので、ぜひご習得下さい!