3-4 外部データへの自動吐き出し② | 経理部のAccess Excel VBAテクニック

経理部のAccess Excel VBAテクニック

ACCESS・EXCELのテクニックと・
  経理職15年以上の経験をご紹介致します。

年商200億でも5~6名で決算をこなしています。

*テキストプログラムをダウンロードして
記事をお読みくださいね。

http://ameblo.jp/dekarendure/

上級編
3-4 外部データへの自動吐き出し②

上級のテキストプログラムの動きを見てみましょう。


今回はVBAの
DoCmd.OutputTo acOutputQuery, "Q_区分別入金額2", acFormatXLS, "", -1

の部分についてご説明します。



Docmd.OutputTo ですが、ヘルプで見ますと
式.OutputTo(ObjectType, ObjectName, OutputFormat, OutputFile, AutoStart,
 TemplateFile, Encoding, OutputQuality)
と書いてあります。


ここで私が覚えているのは最初の5項目だけですし、
たぶんその他は必要ないんじゃないかと思います。


1 ObjectType
2 ObjectName 
 OutputFormat
4 OutputFile
5 AutoStart


に分けて説明します。


1 ObjectType
 オブジェクトタイプですから、テーブルやクエリーしかありません。
フォームやレポートを外に出す訳にはいきませんから・・・


2 ObjectName 
 ここでクエリーの名前を指定します。たまにテーブルを出力することも
ありますが、ほとんどクエリー1本でいいです。


3 OutputFormat
 これが少々難しいのですが、慣れるまではacformatxlsで良いです。



4 OutputFile
 これが本当は難しいのですが、最近「 ”” 」と指定すれば保存場所を
聞いてくるのが分かり、いつもこうしています。
 本当はファイルの保存場所をフルパスで指定しないといけません
ですが最近はc:\・・・とCドライブ直下では記述できなくなり、
面倒くさいので省略しています。
 また、フルパスの最後に「xls」と書かなければいけないのですが
しょっちゅう忘れてエラーになった経験があります。



5 AutoStart
 これも最近では「-1」の1本槍です。。
やっぱり自動でエクセルが起動しないと、ユーザーに伝わりにくいですね。。



いかがでしょうか?



DoCmd.OutputTo メソッドは非常に便利ですので、ぜひご習得下さい!