海外支店、海外子会社の決算処理④ | 経理部のAccess Excel VBAテクニック

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海外支店の問題は各企業によってまちまち
ではないでしょうか。


ただ往々にして海外支店は本社より規模が小さいですから、
その換算処理に関しては自由度が高いと思います。


私の場合は前回申しましたように、月末換算レートを全ての科目
に対して適用していましたので、換算処理自体さほど問題
はありませんでした。

しかしたったひとつだけ、換算レートを適用しない科目があり
ました。


さて、それは何でしょう?・・・


経理のセンスがある方なら、実際担当されている方ならすぐ
判ると思います。







それは本社勘定です。



これだけは換算レートを適用していませんでした。

本社の支店勘定が、きちんと支店の本社勘定で計上されているか。
これは間違えてはいけません。チェックしましょう。


後は貸借対照表を換算し、次に損益計算書を換算します。

そうすることでお互いに利益が出ますよね?




その利益は一致しませんよね?



その差額がすなわち、

為替換算差額となるわけです。


ご理解できましたでしょうか?


時間があればエクセルで説明するようにします。


では