海外支店の問題は各企業によってまちまち
ではないでしょうか。
ただ往々にして海外支店は本社より規模が小さいですから、
その換算処理に関しては自由度が高いと思います。
私の場合は前回申しましたように、月末換算レートを全ての科目
に対して適用していましたので、換算処理自体さほど問題
はありませんでした。
しかしたったひとつだけ、換算レートを適用しない科目があり
ました。
さて、それは何でしょう?・・・
経理のセンスがある方なら、実際担当されている方ならすぐ
判ると思います。
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それは本社勘定です。
これだけは換算レートを適用していませんでした。
本社の支店勘定が、きちんと支店の本社勘定で計上されているか。
これは間違えてはいけません。チェックしましょう。
後は貸借対照表を換算し、次に損益計算書を換算します。
そうすることでお互いに利益が出ますよね?
その利益は一致しませんよね?
その差額がすなわち、
為替換算差額となるわけです。
ご理解できましたでしょうか?
時間があればエクセルで説明するようにします。
では