なぜ今の主治医に決めたのか。 | 嘘だと言ってよ~私が乳がん!

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2010年7月7日に乳がん宣告。
FEC→ドセ→手術→タスオミン
2012年10月16日肝臓転移が解りました。
10ヶ月のアバスチン&パクリタキセルでガンが無くなりました。
ホルモン剤のフェソロディックス
マーカー上昇でゼローダ服用中。
2015年1月ロゼウスに薬剤変更

昨日は妹のメイク教室でした。

近頃は「何時まで暑いのかしらね~

次の教室の日には涼しくなっているといいわね」

が生徒さんとの合言葉のようになってます。

本当に何時になったら涼しくなるんでしょうね。


ふと・・そういえば何故今の主治医に決めたかを

ブログに書いていない事に気がつきました。

忘れないうちに書いちゃいますね。


これはあくまでも私の場合であって

腫瘍が6cm以上のステージⅢA期だったからです。

初期の方やガンの場所によって治療法は様々ですので、

こんな決め方もあるのね~位の軽い気持ちで読んでくださいね。


全ての検査が終わって病状のステージも出て

抗がん剤のスケジュールも決まった辺りだったと思います。

主治医から「セカンドオピニオンはどう考えてますか?」と聞かれました。

正直、告知、抗がん剤、手術と考える事が山ほどあってセカオピなんて

頭の隅にもなかったのが現状でした。

「あ~そういえば考えてなかった」と素直に主治医に言いました。

そして「この病院でもセカオピに行く患者さんいるんですか?」と聞いたところ

「沢山いらっしゃいますよ」との返事でした。

そして「セカオピに行くのであれば、検査結果が出揃った今か

抗がん剤が終わって手術前が良いと思います」との事でした。

私があ~そんなものなんだと思っていたら、主治医が

「他の先生の意見を聞くのは良い事だと思います。

ただ自分のして欲しい治療をしてくれる先生を探す為の

セカオピだったら賛成できないな」と言われました。

いわゆるドクターショッピングと言うやつですね。

私の場合はもう主治医から全摘のメリット・デメリット

温存のメリット・デメリットを聞いて全摘で納得していたので、

「温存をしてくれる病院を探すつもりはないです」と言った所

主治医は「そうですか・・・でもセカオピにいく場合は必ず私に言ってくださいね。

今は昔と違って写真類もCDにコピー出来るので重たい写真を持って行くこともないし

1番は紹介状とデーターを持っていかないと、今までこの病院でした検査と同じ

検査をしなければならなくなります。そうなると被爆量の問題もありますし、精神的・

肉体的・金銭的に大変でしょ」と言われました。

そして「その結果で転院する事になっても必ず一度は私の所に来てくださいね。

僕もその先生が出した結論を是非聞いて今後の参考にしたいですから」と言われました。

その間主治医はずっと笑顔でた。

その顔を見て「私はこの先生を信頼しても大丈夫だ」と何故か確信したんです。

何だかハッキリしたものは無いのですが、この先生からは

信頼感や安心感が感じられたんです。

そして結局1度もセカオピに行くこと無く手術まで終わりました。

これが良かったのか悪かったのかは未だに解りません。

でも1つ言える事は後悔はしてないって事です。



これが腫瘍が小さい・ステージが初期で全摘出と言われたら、

きっと私は温存してくれる病院を探したと思います。

それが当たり前だと思います。


私の場合はあくまでも腫瘍が大きかったのと、乳首真下にガンが合ったため

温存の場合の乳房の変形・放射線によるエキスパンダーによる再建の影響

を考えての全摘です。


余談ですが・・・私の主治医は何しろ、じっくり話しを聞いてくれる人なので、

1人の診察にかける時間が長い!

隣の乳腺の先生が5人診る間に1人診察が終わるかです。

この前の土曜日に薬を貰いに行ったのですが、

実際に私が薬の処方箋を待っている30分の間に

患者さんは1人も呼ばれませんでした(笑)

自分が診察室に入って話をしてる分にはかまわないのですが、

待ってる間はイライラ・・・・自分勝手ですね(笑)